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コマンダースがDTダロン・ペインと4年121億円の契約へ

2023年03月13日(月) 11:38

ワシントン・コマンダースのダロン・ペイン【AP Photo/Matt Patterson, File】

ワシントン・コマンダースのディフェンシブタックル(DT)ダロン・ペインは2023年にフランチャイズタグをつけられた最初の選手となった。そして、今度はタグ指定された選手の中で最初に新契約を手に入れている。

コマンダースがペインと4年9,000万ドル(約121億1,181万円)の契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地12日(日)に情報筋の話を元に報じた。

『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、ペインは今回の大型契約によってロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルドに次いで2番目に高額の報酬を得るインテリアラインマンになるとのこと。そうした金額は契約最終年における彼の素晴らしい成績とマッチしていると言えよう。

2022年シーズン、契約延長で合意に至らずにコマンダースから5年目オプションを行使されたペインは、多くの部分でキャリアハイを更新し、キャリアで初めてプロボウルにも選出された。それまでの4シーズンで合わせて14.5回のサックを積み上げていたペインは、インテリアディフェンシブラインマンの中で4番目に多い11.5回のサックを記録している。

ペインはタックル(64回)、タックルフォーロス(18回)、クオーターバック(QB)ヒット(20回)、パスディフレクション(5回)でもキャリアで最高の数字をマークした。

長期契約を結ぶペインは、同じくプロボウルに選出されたことのあるDTジョナサン・アレンと共に脅威であり続けるだけではなく、ポジションに耐久性をもたらすと見込まれている。

26歳のシーズンを迎えるペインは、2018年ドラフト全体13位指名を受けてコマンダースに入団して以来、出場可能な82試合のうち81試合に出場してきた。

フィールドで支配的な存在になれることを証明してきたペインは、そうした支配力を55試合連続で発揮し続けている。そして今、コマンダースは彼をさらに4年間確保することになった。