ライオンズとCBキャメロン・サットンが3年44億での契約へ
2023年03月14日(火) 11:27急浮上中の才能ある選手がモーターシティへと移動する。
デトロイト・ライオンズがコーナーバック(CB)キャメロン・サットンと3年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(月)に伝えた。ラポポートによれば、サットンの契約額は3,300万ドル(約44億1,251万円)で、2,250万ドル(約30億0,853万円)が保証されるとのことだ。
今回のサットンの契約は、プロレベルで6年の修行を積んだたまものだ。テネシー大学出身で、ピッツバーグ・スティーラーズでバックアップとしてキャリアをスタートしたサットンは、ピッツバーグでの時間が終わりに近づくにつれ、質の高い先発へと成長していった。サットンは2022年にNFLキャリアで最高のシーズンを送り、特にセカンダリーで問題が多く、日和見主義的なスティーラーズ守備陣の中で、キャリア最多のトータルインターセプト(3回)とパスディフェンス(15回)を記録している。
スティーラーズとしては確保しておきたい選手だったが、他により安価な選択肢がある中で、あえて大きな額を支払うことはなかったようだ。
一方のライオンズは元1巡目指名選手であるジェフ・オクーダの逆サイドでこのポジションを守る選手を求めていた。オクーダはケガや一貫性の不足により、チームの期待に応えられていない。サットンが加入することでこのポジションはテコ入れされ、オクーダにいくらかのプレッシャーをかける効果も期待できる。また、ライオンズが相手を止めることに毎週苦戦した、2022年シーズンの前半の不調に悩まされることもなくなるはずだ。
サットンはグレッグ・ローゼンタールが選ぶトップ101フリーエージェントリストで15位だった。2022年の後半に立て直してプレーオフに届きそうだったライオンズにとっては、重要な契約だ。実りあるオフシーズンによって、チームは問題を乗り越えることができるだろう。
【A】