ファルコンズがGクリス・リンドストロームと5年140億で契約延長
2023年03月14日(火) 11:58ガード(G)クリス・リンドストロームはフリーエージェンシーを迎える予定だったわけではないが、それでもアトランタ・ファルコンズはこの選手に大金を出すことをいとわなかった。
ファルコンズがリンドストロームとの5年1億0,500万ドル(約140億4,086万円)の延長契約にサインしたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地13日(月)に情報筋の話を元に伝えた。チームも後に、このことを発表している。
総額がオフェンシブガードにとって歴代最高額になるこの契約は、年平均についてもインディアナポリス・コルツのクエントン・ネルソン(年平均2,000万ドル/約26億7,423万円)を超えて最高額に達している。
26歳のリンドストロームは、2019年NFLドラフトでファルコンズが最初の1巡目指名権を使って選択した選手だ。同じ年の1巡目で、ファルコンズはケイレブ・マクガリーも指名している。ファルコンズはリンドストロームの5年目オプションを有効にし、2023年は残る1,300万ドル(約17億3,825万円)でプレーすることになっていた。2022年シーズンが終わった際、リンドストロームはファルコンズでキャリアを終えたいと話している。
『PFF』では2022年のガードの中で最高のグレードをつけられたリンドストローム。この年にリンドストロームは初めてプロボウルに選出され、オールプロのセカンドチームにも選ばれた。
ルーキーだった2019年にケガで11試合に欠場したリンドストロームは、過去3シーズンについてはライトガードとしてすべての試合で先発している。キャリアを通して先発した55試合で、ペナルティを科されたのは6回、ホールディングをコールされたのは昨シーズンの1回だけだった。
リンドストロームとフットボールのつながりは深い。父クリス、おじのエリックとデイブのすべてが、NFLでプレーしてきた。クリスの弟であるアレックはダラス・カウボーイズと練習生として契約したことがある。クリスの母であるドーンさんは、昨年にがんとの闘病の末に亡くなっている。
リンドストロームはファルコンズの選手として、昨年にウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーにノミネートされていた。
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