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【2016年第8週】カウボーイズが延長戦で逆転、イーグルスを下す

2016年10月31日(月) 13:55

タッチダウンパスのキャッチに成功したダラス・カウボーイズのTEジェイソン・ウィッテン【AP Photo/Michael Ainsworth】

現地30日(日)、現在NFC東地区1位のダラス・カウボーイズが、同2位のライバル、フィラデルフィア・イーグルスとホームで対戦。活躍中の新人クオーターバック(QB)ダック・プレスコットとQBカーソン・ウェンツの対決が注目されたが、両者とも僅差の試合で落ち着いたプレーを見せた。試合は第4クオーターに追いついたカウボーイズが延長戦の末に勝利を収めている。最終得点は29対23。

イーグルスは最初の攻撃でパントを蹴った際、敵の反則で第1ダウンを得、それをフィールドゴールにつなげて先制した。直後のドライブでは、カウボーイズがワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアントへの53ヤードパスからランニングバック(RB)エゼキエル・エリオット、QBプレスコットのランでタッチダウン。次の攻撃でもフィールドゴールを決めて10対3とリードした。しかし、イーグルスもRBライアン・マシューズがエンドゾーンに走りこんで同点に。前半残り1分35秒で、イーグルスはラインバッカー(LB)ヒックスがQBプレスコットのパスをゴールラインでインターセプト。その後、フィールドゴールを決め、イーグルスの3点リードで前半を折り返した。

第3クオーターでは、まず、イーグルスがWRジョーダン・マシューズへのパスでタッチダウン。カウボーイズは自陣27ヤード地点でのパントをフェイク、パンター(P)ジョーンズが30ヤードを走って第4ダウンをコンバートした。その後、敵陣5ヤードまで進むものの決め手に欠け、フィールドゴールでの得点に終わる。イーグルスはキックオフリターンでWRハフが53ヤードを走りぬけ、フィールドゴールで追加点。23対13とカウボーイズの追撃を許さない。

第4クオーターになると、カウボーイズ守備陣が敵陣38ヤード地点でファンブルを誘発し、それをフィールドゴールにつなげる。その後、残り3分4秒にWRブライアントがエンドゾーンで22ヤードパスをキャッチ、同点に追いついた。試合はそのまま23対23で延長戦へ。

延長戦では最初に攻撃権を得たカウボーイズが敵陣28ヤード地点での第4ダウン1ヤードをコンバート。RBエリオットが走った後、最後はタイトエンド(TE)ウィッテンへのタッチダウンパスで勝利を決めた。

イーグルスQBウェンツはパス43回中32回成功、202ヤード、1タッチダウン。RBスプロールズは86ヤードをマークしている。

カウボーイズQBプレスコットはパス39回中19回成功、287ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。WRブライアントは第3週ベアーズ戦で膝を負傷して以来の復帰戦で、113ヤード、1タッチダウンだった。RBエリオットは96ヤードを記録した。