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【2016年第8週】ファルコンズがホームで逆転勝利し、今季5勝目

2016年11月01日(火) 10:48


チームへ指示を出すアトランタ・ファルコンズのQBマット・ライアン【AP Photo/David Goldman】

現地30日(日)、グリーンベイ・パッカーズが敵地でアトランタ・ファルコンズと対決。パッカーズはケガによりエースランニングバック(RB)エディ・レイシー、ワイドレシーバー(WR)ランドール・コブ、タイ・モンゴメリーを欠く中、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが奮闘して4タッチダウンパスを投げるも、QBマット・ライアン率いるファルコンズが土壇場で逆襲に成功し、接戦の末、33対32で軍配はファルコンズに上がった。

試合はファルコンズがフィールドゴールで先制したが、直後のドライブでロジャースがWRジョーディー・ネルソンへの58ヤードパスを通して一気にエンドゾーン付近まで前進すると、最後もネルソンがロジャースからの5ヤードパスでタッチダウンを決めてパッカーズが良い滑り出しを見せる。しかし、ライアンも負けじとWRテイラー・ゲイブリエルへ47ヤードパスを出してタッチダウンし、逆転に成功。

第2クオーター序盤にはロジャースのパスで再びテンポ良く敵陣まで侵入し、最後はWRヘロニモ・アリソンがロジャースからの4ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。パッカーズはその後もロジャースからWRトレバー・デービスへの9ヤードパスでタッチダウンし、追加点を決めている。ファルコンズ攻撃陣も、第2クオーター32秒を残してライアンからRBデボンタ・フリーマンへの5ヤードパスでスコアし、点差を縮めるも、前半終了と同時にパッカーズにフィールドゴールを決められ24対19とリードされたまま前半を折り返した。

ファルコンズは後半最初のオフェンスドライブで、RBテロン・ウォードの26ヤードランで一気に敵陣に攻め込むと、最後はフリーマンの1ヤードランでタッチダウンを決めて逆転に成功する。

第4クオーターにはロジャースが自ら走るなどし、敵陣深くまで攻め込んだパッカーズ攻撃陣はロジャースからWRジェフ・ジャニスへの7ヤードパスでタッチダウン、再びリードを取り返す。パッカーズは直後の2ポイントコンバージョンにも成功し、勝利をつかんだかと思われたが、守備陣が踏ん張れず、試合時間30秒あまりを残してライアンからWRモハメド・サヌーに11ヤードパスを通され、タッチダウンを許してしまう。エキストラポイントも決められ、最終的にはこれが決勝点となり試合は終了した。

ファルコンズQBライアンはパス35回中28回成功、288ヤード、3タッチダウンと大活躍。ライアンとの素晴らしいコンビネーションを見せたWRサヌーはレシーブ9回、84ヤード、1タッチダウンの結果でチームの今季5勝目に貢献した。

対するパッカーズQBロジャースはパス38回中28回成功、246ヤード、4タッチダウンとこれ以上ないパフォーマンスを見せている。ロジャースはさらにキャリー6回、60ヤードもマーク。ただ、ロジャースの奮闘もむなしく、パッカーズはこれで今季3敗目を喫している。