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カウボーイズがRBロナルド・ジョーンズと契約に合意、DEファウラーと再契約

2023年03月22日(水) 09:03


カンザスシティ・チーフスのロナルド・ジョーンズ【AP Photo/Reed Hoffmann】

ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットがいない時代を迎えているダラス・カウボーイズが、バックフィールドに新戦力を加えている。

カウボーイズがRBロナルド・ジョーンズと1年契約で合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地21日(火)にこの契約のことを知る人物の話を元に報じた。

第一報を伝えたのは『ESPN』だ。

プロとしてタンパベイ・バッカニアーズで4シーズン、カンザスシティ・チーフスで1シーズンを過ごした後、かつてマッキニー・ノース・ハイスクールに通っていたジョーンズはテキサスに戻ることになった。

バッカニアーズから2018年ドラフト2巡目指名を受けたジョーンズは、2020年にキャリー192回でキャリアハイの978ヤード、タッチダウン7回をマークしたが、2021年にはデプスチャート上でレナード・フォーネットに抜かれている。バッカニアーズでの4シーズンで、ジョーンズはキャリー488回で2,174ヤード、タッチダウンラン18回を記録した。

昨シーズン、スーパーボウル王者に輝いたチーフスに所属していたジョーンズは、6試合しか出場しておらず、記録はキャリー17回で70ヤード、タッチダウン1回にとどまっている。ポストシーズンでは、キャリー1回で0ヤードという成績だった。

スーパーボウル制覇を2度経験したことのあるジョーンズは転換期を迎えているカウボーイズのバックフィールドに加わる。先週、カウボーイズはエリオットを放出。また、トニー・ポラードがケガからの回復を目指している中、カウボーイズは現時点でマリク・デービスやリコ・ドウデルを擁しているバックフィールドに新戦力を追加する必要があったのだ。今年のドラフトクラスには有望なランニングバックがそろっていることからも、ジョーンズがいるからといってカウボーイズがバックフィールドの補強をやめることはないだろう。

カウボーイズに関するその他のニュースとしては、ディフェンシブエンド(DE)ダンテ・ファウラーと1年の再契約を結んだことが挙げられる。昨シーズン、サック6回を記録したファウラーは、ミドルラインバッカー(MLB)レイトン・バンダー・エッシュやセーフティ(S)ドノバン・ウィルソンも戻ってくることになっているディフェンスに帰ってくる予定だ。

【RA】