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QBロジャースの状況について「何も言わないことを誓った」とパッカーズ社長兼CEO

2023年03月22日(水) 09:51

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Matt Ludtke】

前回、グリーンベイ・パッカーズの社長兼CEOであるマーク・マーフィーがクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースについて語ったとき、さまざまな憶測が飛び交う事態となった。そのため、今回は以前より固く口を閉ざそうとしているようだ。

現地20日(月)、ランボーフィールドで行われたウィスコンシン・テック・サミットの場で、ロジャースの状況について質問されたマーフィーはそれを冗談でかわしている。

『WLUK-TV Green Bay(WLUK-TVグリーンベイ)』によると、マーフィーは笑いながら「そうだな、他のニュースは本当にない。アーロン・ロジャースと(ニューヨーク)ジェッツについて、あなた方が知りたいことをすべてお話ししたいのだが、何も言わないことを誓ったのだ」と述べたという。

3月10日、WIAA女子バスケットボールの州大会の場でインタビューを受けたマーフィーは、ロジャースがパッカーズのQB1になるシナリオはあるのかと問われた際に「ああ、つまり、われわれの望み通りに事が進まない場合を除いてはね」と答え、トレードの憶測をかき立てていた。

この発言は、パッカーズがロジャースに別れを告げ、ジョーダン・ラブに先発のチャンスを与えたいと望んでいるという見方をさらに強めるものだったと言えよう。

ロジャースはその後、キャリアを継続するつもりであり、ジェッツでプレーする意向であることを表明している。

どちらのチームがより大きな影響力を持っているのかと外野が騒ぎ立てている中、トレードはまだ成立していない。単純な話、一方が他方に対して明確な影響力を持っていれば、すでに取引は成立しているはずだ。パッカーズとジェッツはそれぞれの立場に固執しているため、目立った変化が起きるような期限――実質的に最初の期限となるのは4月下旬に行われるNFLドラフト――が近づくまでは膠着状態が続く可能性がある。

【RA】