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ジャガーズから「見下されたように感じた」とタイタンズ新加入のDEキー

2023年03月22日(水) 11:31

アーデン・キー【NFL】

今シーズン、ディフェンシブエンド(DE)アーデン・キーはこれまで所属していたチームと2回対戦することになる。

ジャクソンビル・ジャガーズで輝かしい1シーズンを送ったキーは、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルチームであるテネシー・タイタンズと3年2,100万ドル(約27億8,140万円)の契約を締結した。現地20日(月)に行われた入団記者会見で、キーはジャガーズが自分を引きとめるために尽力しなかったことに対して“見下された”ように感じたと明かしている。

「ジャクソンビルに関しては衝撃的だった。ウソはつかねえ。あの1年を経て、俺はジャクソンビル・ジャガーズの一員になると思っていたんだ」と語ったキーはこう続けた。「見下されたように感じた。だって、俺は他のところからやって来て、文化を築き上げ、ものすごい量のエネルギーをもたらして、街を変えたんだから。当然のように、ジャクソンビル・ジャガーズの一員になると思っていた。実現しなかったけどな」

オークランド・レイダース(現ラスベガス・レイダース)から2018年ドラフト3巡目指名を受けたキーは、レイダースで過ごした最初の3シーズンを不本意な形で終えている。2021年にウェイバーにかけられるまではトータルで3回のサックを記録していた。その後、サンフランシスコ・49ersと1年契約を結んでキャリアを立て直したキーは、そのシーズンにキャリアハイとなるサック6.5回をマークしている。

昨オフシーズンにジャガーズに加入したキーは、極めて重要なローテーションラッシャーとなった。成績としてはサック4.5回、トータルプレッシャー44回をマーク。ドラフト全体1位指名を受けて入団したアウトサイドラインバッカー(OLB)トラヴォン・ウォーカーの代わりにキーがフィールドに出ているとき、ジャガーズのパスラッシュは明らかに強化されていた。

タイタンズに移籍したキーは年に2回、ジャガーズが何を失ったのかを見せつけるチャンスを得る。

キーは薄い笑いを浮かべながら「選手のことは今でも大好きだ。チームメイトや街、ファンのこともな。でも、俺たちは2回、彼らと対戦しなきゃいけない」とコメントした。

【RA】