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チーフスTEケルシーが2023年NFLドラフト週末にカンザスシティで音楽祭を主催へ

2023年04月05日(水) 14:24


カンザスシティ・チーフスのトラビス・ケルシー【AP Photo/Reed Hoffmann】

カンザスシティ・チーフスのスタータイトエンド(TE)トラビス・ケルシーは理想通りの生活を送っている。スーパーボウルで優勝し、『Saturday Night Live(サタデー・ナイト・ライブ)』で司会を務めたケルシーは今月、音楽祭を開催することで一連の成功を締めくくる予定だ。

現地4日(火)、スーパーボウル制覇を2度経験したことのあるケルシーが、NFLドラフト週末に“ケルシー・ジャム”という自身初となるフェスティバルを開催することになったと発表。このイベントは4月28日(金)にカンザス州ボナー・スプリングス(カンザスシティの大都市圏)のアズラ・アンフィシアターで開催される予定だ。

今回のイベントではマシン・ガン・ケリーやリック・ロス、DJデュオのラウド・ラグジュアリー、そしてカンザスシティのレジェンドラッパーであるテック・ナインがパフォーマンスを披露することになっている。

そのフェスティバルに1万5,000人ほどの参加者を呼び込めると考えているケルシーは「ドラフトがKC(カンザスシティ)で開催される中で、今までで一番大きな音楽祭をここで開催できるのは自分にとって最高のタイミングだと思っている」と語った。「非現実的な舞台演出やカンザスシティの最高の料理、大量のアトラクションやフットボール関連のゲームを用意する。きっと最高に楽しいイベントになるはずだ」

今年2月に開催された第57回スーパーボウルでフィラデルフィア・イーグルスを下したことによって急上昇した自分の人気をうまく活用しているのだと明かしたケルシー。先月はサタデー・ナイト・ライブで司会を務め、イーグルスでセンター(C)としてプレーしている兄ジェイソンとは人気のポッドキャスト番組を共同で配信している。

この瞬間、“そのすべて”を楽しんでいるケルシーは、これから音楽祭が待ち受けていることに有頂天になっているようだ。

「スーパーボウルに勝ったことで開かれたすべての扉を走り抜けてきた」と言うケルシーは「すぐには止まらないだろう――特に、ケルシー・ジャムがあるうちは。これは2022年シーズンにトドメを刺すことになると思う」と続けた。

ケルシーは自分と同じオハイオ州出身のマシン・ガン・ケリーをはじめとし、自分の好きなアーティストを呼びたかったのだと話している。また、ケルシーは昨年にラスベガスでNFLドラフトが実施されている間に4度のスーパーボウル制覇を経験した元TEロブ・グロンコウスキーが主催していた“グロンク・ビーチ”に参加したことがきっかけで、自分も音楽祭を開催する気になったそうだ。

「去年、グロンクがしていたことを参考にした」と明かしたケルシーは「ドラフトがカンザスシティにやってくることを知って、盛大なパーティを開きたいと思った。主催する街にとっては、特別なイベントになるだろう。カンザスシティには俺と一緒に出てきて盛り上げてもらうことになる」

【RA】