アラバマ大学のQBブライス・ヤングがレイダースを訪問へ
2023年04月06日(木) 09:34アラバマ大学のクオーターバック(QB)ブライス・ヤングは2023年NFLドラフトで最初に指名される可能性がある。だからと言って、全体7位指名権を持つチームが彼に注目するのをやめるわけではないようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じたところによると、2021年にハイズマントロフィーを受賞したヤングが現地6日(木)にトップ30訪問でラスベガス・レイダースを訪れるという。
NFLネットワークのドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアは現在、ヤングがカロライナ・パンサーズから全体1位で指名を受け、シャーロットへ向かうために荷物をまとめることになると予想している。一方で、NFLネットワークのバッキー・ブルックスは最近のモックドラフトでヤングが全体2位でヒューストン・テキサンズから指名されるとの見立てを示した。
彼らの予想では、ヤングはレイダースの指名順位より前に獲得されることになる。ジミー・ガロポロと契約を結んだレイダースはパンサーズやテキサンズとは違い、そのポジションをすぐに補強する必要があるわけではない。両者の予想が的中した場合、レイダースはドラフト候補生全体をどう見るかによって、上位で指名されると予想されている4人のクオーターバックの中で、残された2人のうちの1人を選択する可能性がある。
結局、多くのトップ30訪問はより親密に事実確認をする場に過ぎず、ドラフトが近づくにつれてチームがどちらの方向に傾いているかを必ずしも示すものではない。よほどのことが起きない限り、ヤングを全体7位で獲得することはできないはずだ。つまり、ヤングを指名したい場合、レイダースはムーブアップしなければならないだろう。
それでも、精査の重要性が否定されるわけではない。レイダースはまさにそれを実行しているところだ。
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