カロライナ・パンサーズがドラフトで全体1位指名をする前にあらゆる手段を使ってクオーターバック（QB）の評価を続けている。

パンサーズが現地11日（火）にアラバマ大学のQBブライス・ヤングをトップ30訪問のために呼び寄せる予定だと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが月曜日にその計画を知る人物の話をもとに報じた。

先月、パンサーズ幹部はアラバマ大学のプロデーが実施される前夜にヤングと夕食を共にしている。今回、もう一度面談するためにヤングを呼び寄せることは、全体1位にトレードアップしたパンサーズが約束していた徹底的なプロセスを強調するものだ。

ハイズマントロフィーを受賞したことのあるヤングもまた、自分に興味を持っている可能性があるクラブへの訪問を続けている。ヤングは先週、ラスベガス・レイダースと面談した。

全体1位指名が有力視されている候補生の1人であるヤングは、パンサーズから指名されなかった場合にヒューストン・テキサンズから全体2位で指名されると見込まれている。パンサーズはオハイオ州立大学のC.J.ストラウドやケンタッキー大学のウィル・リーバイス、フロリダ大学のアンソニー・リチャードソンを指名する可能性があり、ラポポートによると、リチャードソンも今週にパンサーズを訪問するという。

トップ30訪問のために選手を招くことはドラフトでの選択の方向性を示すものではない。それはむしろ、これからNFL入りする選手をより深く知り、情報を集め、4月27日に最高の決断を下すための候補者ポートフォリオを築き続けるチャンスだと言える。

ドラフト当日まであと17日、いよいよ訪問シーズンが終わりに近づいてきた。

【RA】