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ブラウンズがファーストエナジーとの契約を終了、スタジアム名変更へ

2023年04月14日(金) 08:54


クリーブランド・ブラウンズの本拠地【Scott Boehm via AP】

クリーブランド・ブラウンズが『FirstEnergy Corp.(ファーストエナジー)』との命名権提携を終了し、湖の前に建つスタジアムの名称をクリーブランド・ブラウンズ・スタジアムに戻す。

両サイドがこの合意について現地13日(木)に発表した。諸条件については明かされていない。

ファーストエナジーがオハイオ州議員に賄賂を支払っていたことを認めて以来、同社とNFLフランチャイズの提携は精査されている。市や州側から、関係を断ち切るようブラウンズに圧力がかかっていた。

ブラウンズのオーナーであるディー・ハスラムとジミー・ハスラムが創立した『Haslam Sports Group(ハスラム・スポーツ・グループ)』のCOOであるデイブ・ジェンキンスは「ファーストエナジーとは20年以上にわたって素晴らしい関係を持ち、このパートナーシップ、ならびに、それがわれわれのチームやより広いオハイオ州北東部のコミュニティにもたらしてくれたものに感謝している」と話した。

「われわれは今回、常に満足してきた実りある関係性と違わない、友好な合意に至った。ファーストエナジーの今後の成功を祈っている」

ブラウンズが命名権を再び入札にかけるかは分かっていない。

ハスラム家はクリーブランド・ミュニシパル・スタジアムと同じエリアに建てられ、エクスパンションチームとしてブラウンズがリーグに戻ってきた1999年にオープンした6万7,000シートのスタジアムを改修する意向を公に示してきた。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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