「クリーブランドが好きなんだ」と移籍のうわさを否定するCBグレッグ・ニューサム二世
2023年04月19日(水) 10:59先週、およそ4時間にわたって、クリーブランド・ブラウンズのファンはスター選手の一人が退団を希望しているのではないかと心配していた。
最終的にグレッグ・ニューサム二世の代理人が明らかにしたことは、彼がブラウンズにトレードを要求しておらず、クリーブランドに満足しているということだった。
1週間がたったが、ニューサムは自分がチームに不満を持っていると決めつけた誤報に対してまだいらだっているようだ。
現地18日(火)、ニューサムはチームの声明を通して「俺は(報道について)怒っていた。第一に、俺にとってクリーブランドがどういう存在なのか、みんな本当に、本当にどれだけ素晴らしいことなのかということを理解していないと思う。ここでドラフト指名されたこと、ファンがすぐに俺を受け入れてくれたこと。俺は本当にその素晴らしさが信じられないくらいだ。俺なら退団を希望するようなことはしない。クリーブランドが本当に好きなんだ。俺は間違いなく怒っていた」と話した。
最近、ニューサムは代理人を有名なドリュー・ローゼンハウスに変更しており、今回の報道が出た直後に、そのローゼンハウスが新しいクライアントの心境を明らかにしていた。ニューサムは、“自分をブラウンズから移籍させるため”ではなく、“自分のキャリアにおいて、長期的にプラスになるから”代理人を変更したと明らかにした。
ブラウンズに対するニューサムの不満のうわさは、まったく信じられないものではなかった。元1巡目指名選手は昨シーズン、スロットでプレーすることを嫌っていたのだ。前守備コーディネーター(DC)のジョー・ウッズが、デンゼル・ウォードと新人のマーティン・エマーソンがアウトサイドで成功したため、ニューサムにスロットの役割を強いていた。クリーブランドはウッズからベテランのジム・シュワルツにDCを交代し、ニューサムの役割に対する不安は解消された。
ニューサムは「それが去年の問題だったと思う。今は、新しい守備コーディネーターと一緒にじっくりと話すことができ、新しいスキームややるべきことを理解できる。昨シーズンは、実際にはコーナーバック(CB)というよりラインバッカー(LB)のような役割だったように思う。ジム・シュワルツと話し、彼の新しいスキームに入ることができ、とてもうまくいくような気がする」と語った。
身長6フィート(約183cm)、192ポンド(約87kg)のニューサムは、必ずしもスロットでプレーすることに問題があるわけではなく、ウッズのシステムにおいてスロットコーナーとしてプレーすることに問題があると明らかにし、「俺はコーナーバックというよりラインバッカーだった」と話している。ニューサムはもちろん、ラインバッカーとしてプレーするための練習を積んできておらず、カバレッジに秀でており、ボックス内でランを止めることに時間を費やすことはできない。
幸いなことにブラウンズに残ることが決まったニューサムがするべきことは、仕事に取りかかること、そして、退団を希望しているというこれ以上のうわさを無視することだ。
ニューサムは、シュワルツの下でプレーすることについて「ああ、俺はとても興奮しているよ。彼の実績が物語っているんだ。彼のディフェンスラインの使い方は、俺たちコーナーの助けになる。彼と話し、スキームがどのように実行されるかを理解することができる。すごく興奮しているよ」とコメントした。
【AK】