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ドラフト候補生のWRマイケル・ジェファーソンが退院

2023年04月21日(金) 10:54


マイケル・ジェファーソン【NFL】

今月に55歳の男性が亡くなった交通死亡事故にかかわった元ルイジアナ大学ラファイエット校ワイドレシーバー(WR)でドラフト候補生のマイケル・ジェファーソンが退院した。

現地20日(木)、『The Associated Press(AP通信)』に向けた声明で、ジェファーソンの弁護士であるブラッド・ソーンはジェファーソンが“ファイターであると同時に、こういった状況の中でも素晴らしい精神を持ち続けていなければ、ここまで来られなかっただろう”と述べている。

「彼は今でも――過酷なリハビリテーションを続けながらも――見事なNFLキャリアを歩めるという希望を持っている。その楽観は十分な根拠に基づくものだとわれわれは信じており、どこかのチームがこの素晴らしい若者にして優れたフットボール選手を選択することを願っている」とソーンは続けた。

イースターサンデーだった4月9日19時55分ごろ、チャールズ・A・ダンさんが運転する車両が、23歳のジェファーソンが運転していた2014年型ダッジ・チャージャーと正面衝突した。その後、別の自動車がダンさんの車に衝突。ダンさんは現場で死亡が確認された。

ソーンは「飲酒運転のドライバーが悲劇的にも私のクライアントに衝突した」と話している。

ダンさんが当時、正常な判断を失った状態であるという証拠があるのか尋ねられたアラバマ州法執行機関のスポークスマンは、この衝突についてさらなるコメントはないと応じている。

ジェファーソンは過去2シーズンをルイジアナ大学ラファイエット校でプレーしており、その以前はアラバマ州立大学に在籍していた。自己ベストシーズンだった昨シーズンはキャッチ51回、810ヤード、タッチダウン7回をマークしている。

ジェファーソンは現地4月27日(木)に始まるドラフトの、後半のラウンドで指名される可能性があると見られていた。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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