カーディナルスが2005年以来の新プライマリーユニフォームを披露
2023年04月21日(金) 13:56アリゾナ・カーディナルスの外観が2023年にまったく新しくなる理由は、一つだけではない。
現地20日(木)、カーディナルスが2005年以来となる、新しいプライマリーユニフォームをお披露目した。
The moment you've all been waiting for. pic.twitter.com/6Bio5r9KwY
— Arizona Cardinals (@AZCardinals) April 21, 2023
「皆さんお待ちかねのこの瞬間!」
木曜日の夜にフェニックスの中心街にて、選手たちがモデルとなって、ホームのオールレッド、アウェーのオールホワイト、オルタネートのオールブラックの装いを披露した。
フランチャイズ史で初めて、カーディナルスが代表する州がジャージーに描かれ、ホームジャージーの胸の部分を“ARIZONA”の文字が横切っている。
メインのヘルメットは白のままだが、細部については変更された部分が多い。
ホームジャージーでさらに変わっているのは、襟の内側に“Protect The Nest(巣を守れ)“というメッセージが刺繍され、ナンバーの周囲にシルバーのアウトラインが入っている点だ。
Be Red. See Red. pic.twitter.com/mvHvouTwca
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ホワイトのアウェーバージョンでは、ジャージーの肩の部分とパンツのサイドにレッドとシルバーのストライプが入っている。ナンバーはブラックで縁取られており、襟の内側に入っているメッセージは“Bird Gang(バード・ギャング)”だ。
ホームとアウェーのいずれも、ホワイトのヘルメットにはシルバーのフェイスマスクがついている。以前よりも大きいカーディナルスのロゴは立体的なデザインになり、周囲にシルバのフレークが散っている。
Dry Ice 🧊 pic.twitter.com/pE1UWER2wG
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ブラックのオルタネートについては、レッドとシルバーのストライプが肩とパンツにあしらわれ、ナンバーの縁取りはシルバー。襟の内側のメッセージは“Bird Gang(バード・ギャング)”となっている。
Fade to Black. pic.twitter.com/NZms9w9u8C
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リデザインに取り組んだ『Nike(ナイキ)』のライセンスおよびチームデザインディレクターのクリスティ・ラウゾニスは、チームのウェブサイトを通じてこうコメントした。
「われわれが焦点を置いた3つのことは、いかにして伝統を物語り、過去のエレメントを詳しく表現するかということ、それらがフレッシュでユニークであり、このフランチャイズの他との違いを表すものとするため、いかにしてモダンクラシックのレンズを通して体現するかということ、そして、このユニフォームによってもたらされるものにアリゾナのすべてのファンや選手たちが心からエキサイトできるよう、彼らをいかにして包括するかということだ」
以前から予想されていた新ユニフォームの公開は、変化に満ちたカーディナルスのオフシーズンに訪れた最新の要素だ。
チームは新人ヘッドコーチ(HC)のジョナサン・ギャノンをルーキージェネラルマネジャー(GM)のモンティ・オッセンフォートと組ませている。ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からのリハビリ中であるフランチャイズクオーターバック(QB)カイラー・マレーは新ユニフォーム披露の主役の一人だったものの、回復は順調であるとは言え、2023年シーズン開幕に間に合わない見込みだ。オールプロのセーフティ(S)ブッダ・ベイカーはトレードをリクエストし、ワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスは数カ月にわたってトレードの話題の中心にいる。また、カーディナルスはJ.J.ワットの引退やフリーエージェンシーで去ったコーナーバック(CB)バイロン・マーフィーやディフェンシブエンド(DE)ザック・アレンの喪失にも対処する必要がある。
したがって、アリゾナのロースターはまだ流動的だ。だが、一騒動の末にフィールドに登場したとき、彼らがどういった装いをしているかは明らかになった。
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