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RBカリーム・ハントの復帰を否定しないブラウンズGM、「ドアを閉じる“必要性”はない」

2023年04月22日(土) 10:58


カリーム・ハント【AP Photo/David Richard】

フリーエージェント(FA)になってから1カ月以上、ランニングバック(RB)カリーム・ハントは、他のベテランRB数名とともにオープン市場で低迷している。

クリーブランド・ブラウンズは27歳のハントの続投を断念する準備ができているように見えるが、ジェネラルマネジャー(GM)のアンドリュー・ベリーは残留の可能性についてドアを閉じたわけではない。

ベリーは現地21日(金)、「われわれはあらゆる可能性を踏まえて、ドアを閉じる必要性があるとは思っていない。9月までは試合がないため、チームのためになるすべての可能性に対してオープンな状態を維持する」と話した。

ハントは昨シーズン、ブラウンズで17試合に出場し、キャリー123回で468ヤード、タッチダウン3回にとどまり、成績は低迷した。キャリー1回あたりの平均ヤード数は3.8ヤードで、キャリア最低の記録だ。また、ハントはキャッチ35回でレシーブヤード210ヤード、タッチダウン1回をマークしている。

ニック・チャッブがRBの最初の選択肢であることは明らかで、ベリーは現在のランニングバック陣の構成に満足しているとしながらも、来週のドラフトで1人指名する可能性を否定しなかった。

ベリーは「ニックがランニングバック陣をリードしていることは間違いない。われわれは現状のRB陣に満足している。ジェローム(フォード)の昨年からの成長に満足しているし、ジョン・ケリー、(ネイト)マクラリー、デメトリック(フェルトン)にも出番がある。今度の週末、そのポジションに誰かを加える可能性は残っているし、さまざまなスキルセットを持っているように感じている。ただ、展開がどうなるのか見てみないといけないね」と語った。

ブラウンズは2023年のNFLドラフトで合計8つの指名権を持っており、最初の指名権は3巡目(全体74位)だ。

来週のドラフトではランニングバックを指名する可能性が高いため、ハントのような未契約のベテランは、自分のポジションを見つけるために、ドラフト後、おそらくトレーニングキャンプに近い時期まで待たなければならない可能性が高い。

【AK】