バッファロー・ビルズが2023年NFLドラフトの直後にまたもやベテラン選手を追加している。

現地2日（火）、ビルズがディフェンシブタックル（DT）プーナ・フォードと1年契約を結ぶと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報道。その後、ビルズはフォードとの契約を正式に発表した。

ペリセロによると、残っていたフリーエージェント（FA）の中で有望な選手の1人となっていたフォードは、ビルズに加入するために他チームとのより高額な契約を断ったという。

2018年にドラフト外フリーエージェントとしてリーグ入りしたフォードは、この5シーズンをシアトル・シーホークスで過ごしていた。27歳のフォードはシーホークスでサック7.5回、タックル181回、タックルフォーロス28回を記録している。

体重約141kgのフォードはインテリアで軽快なフットワークを武器にギャップを守ることができる選手だ。

フォードは2022年に全体的に調子を落としていたものの、キャリアハイのサック3回をマークしている。ビルズはフォードが2023年に調子を取り戻すことを期待しているはずだ。

エド・オリバーやダクアン・ジョーンズ、ジョーダン・フィリップス、ティム・セトルを擁するDTポジションに経験豊富な選手を追加することになったビルズにとって、今回の契約は（文字通り）大きな意味がある。ビルズはフォードのようなスキルセットを持つ選手と契約することで新たなプレーメーカーを手に入れられるはずだ。

ジェネラルマネジャー（GM）のブランドン・ビーンがランニングバック（RB）ラタビアス・マレーと契約したように、ビルズはドラフトで指名を見送ったポジションにベテラン選手を加えている――ビルズはディフェンシブラインの選手を1人も指名していない。マレーと同様に、フォードはスーパーボウルリングを追い求めるためにバッファローを選んだ。

【RA】