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ドラフト全体1位指名を受けたQBヤングがパンサーズで背番号9を着用へ

2023年05月03日(水) 11:14


カロライナ・パンサーズからドラフト指名を受けたアラバマ大学のブライス・ヤング【AP Photo/Jeff Roberson】

ブライス・ヤングはカロライナ・パンサーズで背番号9を着用する予定だ。

パンサーズが全体1位でブライス・ヤングを指名したことは、クラブの長期的な未来に連鎖的な影響を与えただけではなく、チームの背番号にも同じような影響を与えている。

現地2日(火)、パンサーズはヤングが背番号9を着用すると発表。21歳のヤングはハイズマントロフィーの受賞を含め、輝かしいキャリアを送ったアラバマ大学でこの番号をつけていた。

これまで9番を身につけていたのは、2022年ドラフトで3巡目指名を受けるも、足のケガが原因でルーキーシーズン中にずっと故障者リザーブ(IR)に置かれていたQBマット・コラルだ。

チームによると、コラルは2023年ドラフトの前に9番から2番に変更したいと表明していたという。コラルはミシシッピ大学と高校で2番を着用していた。

コラルがNFL入りを果たしたときはスターワイドレシーバー(WR)のD.J.ムーアが2番を着用していたため、その番号を選ぶことができなかったのだ。

パンサーズがムーアを含むパッケージと引き換えに全体1位指名権を手に入れた結果、コラルは背番号2を使えるようになった。そのため、パンサーズはコラルと交渉することなく、ヤングに9番を与えることができている。

事実それ自体によって、パンサーズがフランチャイズQBを獲得することにつながったトレードは、背番号の決定にも影響を及ぼした。

【RA】