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現在は若手WRたちを競争させることに満足しているとパッカーズHCラフルアー

2023年05月10日(水) 09:54


グリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアー【Todd Rosenberg via AP】

グリーンベイ・パッカーズは若手ぞろいのワイドレシーバー(WR)ルームを誇りにしていると言っても過言ではない。

パッカーズは現在、オフシーズンロースターに10名のワイドレシーバーを抱えている。この10人のうち、過去2回のドラフトから出ていないのはジェフ・コットンだけだ。2020年にドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたアイダホ大学出身のコットンは、NFLでのキャリアにおいて合計1回しか攻撃スナップに参加していない。

ジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・グーテクンストは昨シーズン、クリスチャン・ワトソン(2巡目)、ロミオ・ドゥブス(4巡目)、サモリ・トーレ(7巡目)をドラフトで指名した。そして、今年のドラフトでもジェイデン・リード(2巡目)、ドンタイヴィオン・ウィックス(5巡目)、グラント・デュボーズ(7巡目)と、3人のワイドレシーバーを追加している。パッカーズはドラフト後にドラフト外ルーキーのマリク・ヒースおよびデュース・ワッツとも契約。また、ボー・メルトン(シアトル・シーホークスから2022年ドラフト7巡目指名を受けた)もロースターに加わった。

ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーはいずれかの時点でベテラン選手を加える可能性はあるものの、今は若手選手たちを自分たちのペースで成長させることに満足していると述べている。

現地6日(土)、ラフルアーHCは「時が経てば分かると思うが、とても才能のあるルームであることは確かだ」と話している。「誰がスナップを得るかという点ではとんでもない競争になるだろう。ここにいる若手の中には一目見ただけで才能があることが分かる選手もいるからね。だから、彼らが一緒に仕事をするのは面白くなるだろう。彼らにどの程度ボールを投げるかという点について、とても流動的な状況になることは間違いない。必要であれば、グーティ(グーテクンストGM)は可能な限り最高のチームをつくるために、どんなことでもすると思う」

「必要であれば、そういう方向に転換すると思うが、今は単純に彼らに競争させようと思っている」

パッカーズは若手ぞろいのWR陣をフルタイムのスターターとして最初のシーズンを迎えるクオーターバック(QB)ジョーダン・ラブとともに成長させることを計画している。その戦略は成長痛を伴うかもしれないが、そうすることで長期的にはベストな状態を保つことができるだろう。

【RA】