チーフスCBスニードがドルフィンズWRヒルの発言に反応、「彼が来たら見せつけるつもり」
2023年05月10日(水) 12:13カンザスシティ・チーフスが第57回スーパーボウルで勝利を収めてから数カ月しか経過していないが、チームが2年連続でロンバルディトロフィー獲得を狙う中で、コーナーバック(CB)ラジャリウス・スニードはすでに2023年シーズンの対戦および、対決することになる元チームメイトに目を向けている。
チーフスの日程には、昨シーズンにプレーオフに進出したバッファロー・ビルズやロサンゼルス・チャージャーズ、マイアミ・ドルフィンズ、シンシナティ・ベンガルズとの対戦や、スーパーボウルで相まみえたフィラデルフィア・イーグルスとの再戦など、期待値の高い試合が多く含まれる見込みだ。チーフスは2022年にポストシーズンに進出したチームと合計8試合戦うことになる。
つまり、個人のレベルで見たときにスニードやチーフスのセカンダリーは、ステフォン・ディッグス(ビルズ)やA.J.ブラウン(イーグルス)、ジャスティン・ジェファーソン(ミネソタ・バイキングス)、ジャマール・チェイス(ベンガルズ)など、NFL屈指のワイドレシーバー(WR)と対峙する機会を持つということだ。
現地9日(火)、『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』に出演した際に最も楽しみにしているWRとのマッチアップを質問されたスニードは、注目している選手としてラスベガス・レイダースのデイバント・アダムスおよびドルフィンズのタイリーク・ヒルの名前を挙げた。しかし、アダムスとの対決には前向きな感情を抱いている一方で、かつてのチームメイトがアローヘッド・スタジアムに戻ってくることに対しては別の種類の期待をしていると語っている。
「自分とデイバントの対決が大好きだ。彼は素晴らしい選手であり、素晴らしいライバルでもある。タイリークは今年、たくさんトラッシュトークをしている。アローヘッドに戻ってくることについても話していた。だけど、彼が来たら見せつけるつもりだ」
今年4月、かつてチーフスに6年間在籍していたヒルはドルフィンズに移籍してから初めて臨む古巣との対決で、チーフスの“最悪の敵”になることを目指していると話していた。
しかしながら、スニードはヒルの挑発を受け流している。ヒルの発言を耳にしたが、ドルフィンズがカンザスシティについたとき、ヒルが口調を変えるはずだと思っているスニードはこうコメントしている。
「あまり深入りしないけど、彼の言ったことはメモしている。何を言っているかインターネットで見ているんだ。彼がアローヘッドに来たらどうなるか分かるさ」
2023年シーズンの全日程は現地11日(木)20時に発表される予定だ。これらの選手たちが対峙し、自分たちの発言を裏付けるプレーをする試合がいつ実現するかは、その時点で明らかになるだろう。
【RA】