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テキサンズとGシャック・メイソンが3年48億円の契約延長

2023年05月11日(木) 08:58


シャック・メイソン【NFL】

今オフシーズンにベテランガード(G)シャック・メイソンをトレードで獲得したヒューストン・テキサンズは、この選手についてより大きな計画を立てていたようだ。

テキサンズがメイソンとトータル2,200万ドル(約29億5,037万円)の保証を含む3年3,600万ドル(約48億2,771万円)の契約を結ぶと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地10日(水)にメイソンの代理人であるデリク・ギルモアの話を元に報じている。

今年3月、タンパベイ・バッカニアーズとの取引でドラフト後半の指名権と引き換えにテキサンズにトレードされたメイソンは、新人ヘッドコーチ(HC)および新人クオーターバック(QB)と共に変革期を迎えているテキサンズのオフェンシブラインをアップグレードするというニック・カセリオGM(ジェネラルマネジャー)の計画の一部とみなされている。メイソンはオフェンシブタックル(OT)のレアミー・タンシルやタイタス・ハワード
を主体としているオフェンシブラインに加わることになった。

また、カセリオGMは今オフシーズンに3年7,500万ドル(約100億5,773万円)の契約延長を実現させることでプロボウルに選出された経歴を持つタンシルを、デミコ・ライアンズHC時代もチームにとどめておくことを確実にしている。それから1カ月以上が経過した頃に、カセリオGMは2023年NFLドラフト全体2位でQBのC.J.ストラウドを指名した。

昨シーズン、メイソンはバッカニアーズで全17試合に先発出場し、負傷者が続出していた中でチームの最も信頼できるインテリアオフェンシブラインマン(OL)として活躍。29歳のメイソンはキャリア最初の7シーズンをニューイングランド・ペイトリオッツで過ごしていた。ルーキーでありながら先発の座を射止めたメイソンは、ペイトリオッツでその座を守り続けた後、元QBトム・ブレイディの現役最後のシーズンにバッカニアーズにトレードされた。

ペイトリオッツに所属していた2015年にドラフトでメイソンに4巡目指名権を使用したカセリオGMは、メイソンの信頼できるプレーに対して多額の契約金を支払うことに十二分に満足しているようだ。

【RA】