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DEに転向することは「ものすごく楽しみ」とテキサンズ新人アンダーソンJr.

2023年05月15日(月) 09:42


ヒューストン・テキサンズからドラフト指名を受けたアラバマ大学のウィル・アンダーソンJr.【AP Photo/Jeff Roberson】

2023年NFLドラフトでヒューストン・テキサンズから全体3位指名された新人のウィル・アンダーソンJr.はラインバッカー(LB)からディフェンシブエンド(DE)にポジションを変更する準備ができている。

週末に実施されたテキサンズのルーキーミニキャンプで、アンダーソンJr.はアラバマ大学時代の経験によってどんな障害にも対応できるようになったと語った。

チーム公式記録によると、アンダーソンJr.は「ああ、アラバマにいたときはどんなことにも対応できるように指導されていた。地面に手をつく姿勢も2ポイントスタンスもね。そのおかげで融通が利くようになった。とても楽しみだ」と話しているという。「彼らが俺をどう使おうと、それはアラバマでやっていたのと同じようなことだから、ものすごく楽しみ。でも、チームのために必要なことを何でもやるだけだ」

アンダーソンJr.が手を地面についてディフェンシブエンドとしてプレーすることになっている中、テキサンズのヘッドコーチ(HC)デミコ・ライアンズは鳴り物入りでリーグ入りしたアンダーソンJr.の適応力に自信を持っているようだ。

チーム公式サイトによれば、ライアンズHCは「ウィルにとっては大きなポジション変更ではない」と述べているとのこと。「彼はエッジのディフェンダーとしてプレーすることになるが、それは彼がアラバマでやっていたことだ。アラバマではほとんど立った状態でセットしていたが、ここでは3ポイントスタンスでやってもらう。彼にとっては大きなポジション変更ではない。彼が大学時代の後半でやっていたようにガードの前でプレーしてもらうつもりはないから、ウィルにとっては大したポジション変更ではないだろう」

身長約191cmのアンダーソンJr.は大学時代に41試合に出場し、サック34.5回を記録。サウスイースタン・カンファレンス(SEC)のディフェンス部門年間最優秀選手賞を2年連続で受賞した。

2022年シーズンにランディフェンスで最下位に沈んだテキサンズは、アンダーソンJr.が大学時代と同様のインパクトをすぐに与えてくれることを望んでいる。2023年シーズンに向けて準備を進めている中で、アンダーソンJr.はライアンズHCと同じ考えを共有していることに自信を持っている。

「俺は恵まれていて、幸運にも自分と同じメンタリティ、努力する姿勢、気概、粘り強いマインドセットを持つコーチとそれを共有できるこのプログラムに参加することができた」とコメントしたアンダーソンJr.は「だから、彼が何を言っているのか、何をチームに伝えようとしているのか理解するのは簡単なはず。すでに言ったように、ここの一員になれたことにただただ興奮している。ものすごくありがたくて大きな機会だ」と続けた。

【RA】