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ルーキーミニキャンプでは「頭の中でプレーをイメージしている」とライオンズQBフッカー

2023年05月15日(月) 11:09

ヘンドン・フッカー【NFL】

デトロイト・ライオンズから3巡目で指名されたクオーターバック(QB)のヘンドン・フッカーは、現地13日(土)に行われたチームのルーキーミニキャンプに出席した。ただし、フル参加ではなかった。

フッカーは復帰のタイミングを明示すことはなかったが、2022年11月19日に負った左足のACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの経過に対しては楽観的な姿勢を示している。

「この1年目を迎えるにあたって、俺はこれまでと変わらないモットーとメンタリティで臨んでいて、毎日良くなることしか考えていない」とフッカーは『ESPN』に話している。「ずっと同じ状態が続くことはなくて、今より良くなるか悪くなるかだ。自分のゲームを衰えさせたくないから、一生懸命に努力し続けている。毎日を大切に頭の中でプレーをイメージして、プレーしているクオーターバックに自分を重ねて、実際にフィールドに立てるまでは頭の中でゲームをシミュレーションするつもりだ。今はまだ準備している段階で、プレーしたくてたまらない。競争する準備はできている」

先週のはじめにヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルは、ルーキーQBが長時間プレーできるとは思っていないと述べた。

「とにかく、今年はケガを治すことに専念してもらう」とキャンベルHCは『Green Light Podcast(グリーンライト・ポッドキャスト)』に出演した際にクリス・ロングに話している。「まずは左足を完治させてからジャレッド・ゴフのもとで学んでもらい、そこからどうなるかだ。そのうちチームのナンバー2、あるいはそれ以上のポジションになるかもしれない。いずれにしてもまだまだ先のことだ」

テネシー大学での最後の2シーズンでフッカーは24試合に出場して6,080ヤードとタッチダウン58回、インターセプト5回を記録している。

2023シーズンでフッカーはゴフのバックアップとなるが、本人もライオンズも慎重に回復のプロセスに取り組んでいる。フッカーは土曜日の練習で投球を行っているが、完治への道を着実に歩んでいくことが目標であることを自覚している。

「正直なところ、できることなら明日にでも万全でいられたらと思う。でも、慎重に毎日の様子を確認している」とフッカーは言う。「足が100%治って、他の部分も連動してスムーズに動けるようになったときに準備は万全と言えるだろう」

参加必須のライオンズのミニキャンプは6月6日(火)に始まる。

【R】