トレーニングキャンプ前の契約を求めていないフリーエージェントのDTスー
2023年05月16日(火) 13:21ディフェンシブタックル(DT)エンダマカン・スーには今後もプレーしていく日々が待っている。しかし、2023年の所属チームはまだ決まらないようだ。
スーは次にどこでプレーするかについて何もほのめかしてはいないが、決断、もしくは練習場復帰を急いでいないことは明言している。
現地15日(月)から16日(火)にかけて『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』にアナリストとして出演するスーは、月曜日に「トレーニングキャンプに出たいという欲求はない」と話していた。
「現場に行って、見たり、アドバイスをしたりはするだろうが、シーズン第1週になったときには、俺の準備はできている」
2022年シーズンをNFLで5つ目のチームであるフィラデルフィア・イーグルスで送った36歳のスーは、14シーズン目を迎えようとしている。スーのキャリアは2010年NFLドラフトの全体2位で自分を指名したデトロイト・ライオンズで始まっていた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のバッキー・ブルックスは、スーにとって最適なのはライオンズとの再タッグか、シアトル・シーホークスとの契約か、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)へ向かってボルティモア・レイブンズに加わることだと述べている。
しかしながら、スーは明らかに契約を急いでいない様子であり、昨オフシーズンのように時間をかけようとしている。11月までイーグルスに合流しなかったスーは、いずれNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)王者になるチームの層をすぐに強化した。
2022年に出場したレギュラーシーズンゲームは8試合だけだったものの、5度のプロボウラーであり、オールプロに3度選ばれているスーは、今もランストッパーとして十分なサポートを提供し、トップコンテンダーの層を厚くすることのできる選手だ。
過去5シーズンに3度のスーパーボウルを経験したスーは暑く、退屈なところのあるトレーニングキャンプを回避することに満足している。一方で、どこかのチームを助けるために、2023年も準備を万端に整えることは間違いない。
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