フィラデルフィア・イーグルスのワイドレシーバー（WR）A.J.ブラウンがチャリティのサイクリングイベントである第6回イーグルス・オーティズム・チャレンジに参加している途中に車にはねられそうになった。

自身の『Instagram（インスタグラム）』のアカウントからその様子をライブ配信していたブラウンが交差点に差し掛かったときに、突然スマートフォンが逆さまにひっくり返ったような状態となった。

AJ Brown was almost taken out by a vehicle on his bike ride this morning while participating in the Eagles Autism Challenge race, via his IG Live. 😬

He seems to fully okay, just a close call.pic.twitter.com/h8aON1yufl

— Eagles Nation (@PHLEaglesNation) May 20, 2023

「彼のIG（インスタグラムの）ライブを見てみると、今朝、イーグルス・オーティズム・チャレンジのレースに参加していたAJブラウンが、自転車に乗った状態で車に轢かれそうになったようだ」

「彼はまったく問題ないようだ。間一髪で逃れた」

幸いにも、プロボウルに2度選出されたことのあるブラウンは、その直後に『Twitter（ツイッター）』で不安を払拭するためのメッセージを発信。誰かが一時停止標識を無視したため、脇に寄ろうとしたときにスマートフォンを落としたのだと明かした。

I’m fine everyone lol. Someone ran the stop sign😡 . I didn’t fall off my bike, I just dropped my phone and got out of the way . Stay safe everyone 👍🏽

— AJ Brown (@1kalwaysopen_) May 20, 2023

「みんな、俺は大丈夫（笑）一時停止標識を無視した人がいた。自転車から落ちたわけじゃなくて脇に寄ろうとしたときにスマホを落としただけ。みんな気をつけてね」

ブラウンは車のナンバープレートに星のマークが見えた気がすると、イーグルスの宿敵であるダラス・カウボーイズを冗談まじりに煽った。

最終的に、イーグルスファンはほっと一息つくことができている。初めてイーグルスの一員としてプレーした昨季にキャリアハイとなるキャッチ88回、1,496ヤードを記録したほか、自己最高記録に並ぶ11回のタッチダウンを決めたブラウン。そんなイーグルスのスターワイドレシーバーは危機的な状況に出くわした後も平然とした様子を見せている。

現地20日（土）にはもう1つ幸せなニュースがもたらされた。イーグルスによると、チームは自閉症の研究とケアプログラムのために、過去最高の620万ドル（約8億5,336万円）を集めることができたという。

【RA】