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新加入のTEウォーラーと一緒に働くのは楽しいとジャイアンツQBジョーンズ

2023年05月29日(月) 11:02


ニューヨーク・ジャイアンツのダニエル・ジョーンズ【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

このオフシーズンに起こった最大の動きの一つが、ニューヨーク・ジャイアンツがタイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーをラスベガス・レイダースとのトレードで獲得したことだった。

チーム合同練習(OTA)が行われる中、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズは新チームメイトを知るために時間を費やしており、ウォーラーに良い感触を得ているようだ。

「ほとんどの選手は、その選手について聞いていても、プログラムで見たら実際は6フィート4(約193.0cm)や6フィート5(約195.6cm)なのがリストでは6フィート6(約198.1cm)になっている」と現地26日(木)に語ったジョーンズは、次のように続けている。

「でも、彼は本当に6フィート5だ。本当に250とか260(パウンド/約113.4kg、約117.9kg)ある。飛べるし走れるし、あらゆるルートを走れる。本当に見事なアスリートだ。それに、集中している。それが彼にとって大事なんだろうね。学び、追いつくためにものすごく努力しているし、彼と一緒に仕事をするのは楽しかった」

ラスベガス時代のウォーラーはリーグのトップタイトエンドの一人であり、ベストシーズンはチームがラスベガスに移った初年度の2020年だった。その年にはキャッチ107回、1,196ヤード、タッチダウン9回をマーク。以降はややスローになったものの、ジョーンズは最新のターゲットにポテンシャルを見いだしている。

「彼は間違いなくディフェンスの悩みのタネになるし、相手にゲームプランを練ることを強いるだろう。俺たちは彼を動かすことができるし、さまざまなスポットに置けるけれど、彼はとにかく多才な選手なんだ」

ジョーンズが新たな才能と共にシーズンを始めることにエキサイトしているのと同様、ウォーラーも2023年に向けた準備や新しいクオーターバックについて、良い感触を得ているようだ。

「ダニエルにはとても強い印象を受けた」とウォーラーは報道陣に話している。

「腕の才能、知性、楽しいヤツでもある。彼のことを知ったら分かる魅力がたくさんある。楽しいよ。スローイングセッションを余分にやっている。ウエイトルームではジョークが飛び交っている。一緒にランチをとっている。ここではみんな仲が良くて、彼はそのエネルギーの先頭に立っているところがある」

2022年シーズンにジョーンズはキャリアハイの3,205ヤード、パス成功率67.2%を記録。26歳のジョーンズはタッチダウン15回もマークし、ジャイアンツが9勝6敗1分となってプレーオフにコマを進めるのを手助けした。ジャイアンツはディビジョナルラウンドで敗れたものの、ウォーラーは自分のクオーターバックはニューヨークの勝利に貢献するために、他のすべての選手と同じくらい打ち込んでいると考えている。

「彼は突き進んでいる。彼は一番のハードワーカーの一人で、準備のために早くやってきて、リカバリーの後も残っていて、自分に必要なことをやっている。ルーティンがあり、プランがある。それが雰囲気を作っているところがある。彼はハドルに来て、俺たちに必要なこと、俺たちが行くべき場所を教えてくれる。彼は熱心に働いているけれど、そうする中で人に楽しんでほしいと思っている」

ジャイアンツは今季に証明しなければならないことが多い。しかし、ジョーンズとウォーラーは考慮する要素になっていくだろう。

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