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OTAでWRリドリーの練習に慎重を期すジャガーズHCペダーソン

2023年05月31日(水) 11:14

ジャクソンビル・ジャガーズのカルビン・リドリー【NFL】

ジャクソンビル・ジャガーズは2023年にワイドレシーバー(WR)カルビン・リドリーに関する大きな計画を立てているが、リドリーが2022年シーズンに全試合を欠場したことを受けて、チームは彼を徐々にオフシーズンのワークアウトに戻そうとしている。

ジャガーズはリドリーをOTA(チーム合同練習)のチームセッションの一部から外しているが、ヘッドコーチ(HC)のダグ・ペダーソンは現地30日(火)、リドリーが2021年シーズンの序盤以降に一度もプレーしていないことを踏まえると、そうした措置は単純に予防的なものだと話している。また、ペダーソンHCはリドリーが非常に激しい練習をするため、コーチ陣は意識的にそれを抑えるようにしたいと望んでいるともつけ加えた。

チームは単に彼をシステムに馴染ませようとしているだけだったのかと質問されたペダーソンHCは「少しね」と答えている。「それと、彼には単純に注意を払いたいと思っている。彼は復帰したばかりだ――しばらくプレーしていなかった上にケガを抱えていた。私たちはただ彼に注意を払おうとしているだけ。彼は私たちのために見事な仕事をしてきた。彼はブレーキをかけてやらなきゃいけないタイプなのだ。練習時はものすごくたくさん、速く、ハードにやりたがるから、私たちはそれにブレーキをかけて今はそういう時期じゃないと伝えなければならない。だが、彼は本当によくやっている。オフェンスを十分に理解してくれている。トレバー(ローレンス、クオーターバック/QB)と共に取り組んでいるとき、彼らは共通認識やつながりを持っている。オフシーズンの今、それを見られるのは良いことだ」

今オフシーズン、リドリーは2020年シーズンに足を骨折した状態でプレーしていたことを明らかにしたが、チームはそのケガの長引く影響を心配していないと述べたペダーソンHCは、次のようにコメントしている。

「いやいや。単に多かれ少なかれ、彼に慎重になっているだけだ。繰り返しになるが、彼はたくさんフットボールをプレーしてきたわけじゃないから、彼が確実にキャンプに向けて準備を整えられるようにしたいだけだ」

チームがオフシーズンワークアウトで選手に立ち上げ期間を与えるのは当然のことだと言えよう――1年以上試合に出ていないリドリーの場合はなおさらだ。キャンプが始まる頃にはリドリーの準備が完全に整っていると見込んでいるペダーソンHCは、こう語った。

「その通り。ああ、確実にね。みんながキャンプに戻ってきたら――今は除外されている人がいる。必ずしもカルビンとは限らないが、それに当てはまらない人がいる。しかし、そうだ、車輪は動き始めている」

リドリーはジャガーズの攻撃陣にダイナミックな要素をもたらし、見事なランニングルートでカバレッジに打ち勝つことができる、頼れるターゲットになるだろう。リドリーがキャンプまでに勘を取り戻せば、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区の前回王者はシーズン第1週からローレンスを中心としたダイナミックなオフェンスを展開する準備を整えられるはずだ。

【RA】