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キャリア2年目に“プロボウル選出”を目指すスティーラーズWRピケンズ

2023年05月31日(水) 11:56

ピッツバーグ・スティーラーズのジョージ・ピケンズ【AP Photo/Fred Vuich】

ピッツバーグ・スティーラーズのワイドレシーバー(WR)ジョージ・ピケンズは堅実なルーキーシーズンを過ごしたが、キャリア2年目には大きな飛躍を遂げる準備をしている。

『College2Pro.com(カレッジ2プロ・ドットコム)』のボー・マーキオンテに対し、ピケンズは「2年目の目標はプロボウルだ。去年は冷遇されたような気がする。だって、俺がワクワクするような選手はプロボウルにあまりいなかったからな。それからスーパーボウル。2つの“ボウル”だ。たくさんのRAC、つまりランアフターキャッチも決める。2つのボウルは絶対だ」と語った。

ピケンズはルーキーシーズンをキャッチ52回で801ヤード、タッチダウン4回という成績で締めくくっている。ジョージア大学出身のピケンズはシーズン後半に活躍を見せたものの、出場した17試合のうち100ヤード超えを達成したのは1試合だけだった。

ピケンズがプロボウルに対して“冷遇された”と言うのは大げさだと言えよう。ドラフト同期の中でヤード、レシーブ数、試合平均レシーブヤードで4位となっている――NFL全体から見た成績は言うまでもない――ことを踏まえるとなおのことだ。しかし、プロボウルに選出されなかったプロ選手が、あるレベルで冷遇されたと感じるのは珍しいことではない。それは大きな成果を生み出すのに必要なメンタリティだ。

攻撃コーディネーター(OC)マット・カナダが指揮を執っていた昨季のスティーラーズ攻撃陣の大半でそうであったように、ピケンズが成績と注目度を大幅に向上させるための要素はたくさん残されている。新人時代の2倍近くの成績を残せば、ピケンズはプロボウルに選出される候補となるだろう。

【RA】