元QBヴィック、元WRフィッツジェラルド、元LBサッグスらがカレッジフットボールの殿堂入り候補に
2023年06月06日(火) 11:48大学のスター選手でもあったクオーターバック(QB)マイケル・ヴィック、ワイドレシーバー(WR)ラリー・フィッツジェラルド、ラインバッカー(LB)テレル・サッグスなどが、今年はじめてカレッジフットボールの殿堂入り候補として選ばれた。
現地6日(月)、“National Football Foundation(ナショナル・フットボール財団)”は主要なカレッジフットボールチームの中から殿堂入りの投票対象として選ばれた選手78名とコーチ9名を発表した。また、カレッジフットボールの下位ディビジョンからは101人の選手と32人のコーチが候補に挙がっている。
1999年にレッドシャツの1年生としてバージニア工科大学をフロリダ州立大学とのBCSナショナルチャンピオンシップゲームに導いたヴィックは、殿堂入りの対象として今年はじめて資格を得た注目選手の一人となる。
ヴィックは1999年にハイズマントロフィーの投票で3位となり、カレッジフットボールで1シーズンプレーしたのち、2001年にアトランタ・ファルコンズから全体1位でドラフト指名を受けた。ヴィックは闘犬賭博の運営に関わった罪で1年9カ月におよぶ禁錮刑に服し、キャリアを中断している。
フィッツジェラルドは2003年のハイズマントロフィーでオクラホマ大学のQBジェイソン・ホワイトに次いで2位につけた。ピッツバーク大学ではわずか2シーズンで34回のタッチダウンを記録している。
サッグスは2002年にアリゾナ州立大学で24回のサックを記録し、サック数で全米トップに立った。
ナショナル・フットボール財団の選考委員会によって選ばれた2024年の殿堂入りメンバーは1月に発表され、同年12月にアトランタで正式に殿堂入りを果たすことになる。
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