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パンサーズOLBバーンズがジャージーナンバーを0に変更

2023年06月08日(木) 08:40


ブライアン・バーンズ【NFL】

今季のブライアン・バーンズはフロントセブンで、そしてジャージーのフロントでこれまでとは違った姿になる。

スターパスラッシャーのバーンズがリーグの新ルールを活用し、ジャージーナンバーを53から0に変更した。バーンズは現地7日(水)に、チームのウェブサイトにこう話している。

「みんなが飛びつく前から、0番のことは考えていた。今はリーグでよくあることになった。だけど、パンサーズで初めてつける選手になるのはうれしいね」

その言葉が示している通り、バーンズはパンサーズの28年の歴史の中で0を身につける初めての選手となる。3月にNFLのオーナーたちがオフェンシブラインマンとディフェンシブラインマンを除くすべての選手に0番の着用を承認したことから、多くの選手が0番に変更していた。

バーンズにとって幸いなことに、元守備コーディネーター(DC)スティーブ・ウィルクスの4-3スキームではディフェンシブエンドを務めていたものの、チームは新ヘッドコーチ(HC)フランク・ライクとDCエジロ・エべロの元で3-4に移行しており、そこではアウトサイドラインバッカー(OLB)の役割を担うことになる。バーンズはこのオフシーズンに足首の手術を受けていた。

「今のディフェンスの影響で、厳密に言うと俺のポジションが変更されて、新しいことをするチャンスが生まれたってことに気づいた。ここにはたくさんの新しいものがあると感じている。やらない手はないよなって感じだった。新しい始まりさ」

「たくさんの新しいことがあった。これからも新しいことがたくさんある。今年やこのチーム、今俺たちがやっていることに関しては、本当にいい感触だ」

0という数字の象徴的な意味合いに加え、今回の変更は審美的な理由もあるとバーンズは言う。

「(小柄な選手では)見栄えがしないだろう。俺はいろいろな体格やサイズを見てきた。300ポンドあるような選手でも、小柄な選手でも見てきた。でも、俺は自分がそれを最高に見せると思う。はっきり言ってな」

2度のプロボウラーであり、ルーキー契約の最終年である5年目に入っているバーンズは、パンサーズ守備陣の要となる存在だ。昨シーズンに記録した先発16試合でのサック12.5回はキャリアハイの数字であり、NFL入りしてから最初の4年でマークしたサック38回はリーグで11位にあたる。

25歳のバーンズは自らが身につける数字が変わった今年も、記録上では以前と同じくらいの数字を残すことを望んでいる。

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