ガードナーとウィルソンはNFLで”最高の”CBとWRになる可能性があるとジェッツQBロジャース
2023年06月12日(月) 15:004月下旬にニューヨーク・ジェッツに加入したクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは、チームのOTA(チーム合同練習)に参加しながら“一番楽しい”時間を過ごしている。
ロジャースはコーナーバック(CB)ソース・ガードナーとワイドレシーバー(WR)ギャレット・ウィルソンが練習で際立っていたとコメント。MVPに4度輝いたことのあるロジャースは、ガードナーとウィルソンがいずれ、それぞれのポジションで最高の選手になる可能性があると信じているようだ。
チーム公式記録によると、ロジャースは現地9日(金)に「自分が気に入っていて、推奨しているのは、ボールを越えてコミュニケーションをとること。うちには、いつかNFLで最高のコーナーと最高のレシーバーになる可能性がある選手がいる。あの2人にはちゃんとした可能性があると思う。今年ではないかもしれないし、デイバント(アダムス、ラスベガス・レイダース)は今も別格の存在だと思うんだけど、あの子たち2人はとても才能がある」と語ったという。
2022年、ガードナーとウィルソンは傑出したルーキーシーズンを送った。ガードナーはディフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞し、オールプロのファーストチームやプロボウルにも選出された。2022年ドラフト全体4位指名を受けたガードナーは17試合に出場してインターセプト2回を記録。また、リーグ内最多のパスディフェンス20回をマークした。
一方、ウィルソンはオフェンス部門の年間最優秀新人賞を手に入れている。ドラフト全体10位指名を受けたウィルソンは17試合に出場し、レシーブ83回で1,103ヤード、タッチダウン4回という成績を残している。
ガードナーとウィルソンが練習でしのぎを削る中、何が有効で、何がそうでないのかを伝えることが、2年目の選手を高めることにつながると言うロジャースは、次のように強調した。
「一番問題になっていることやリリースの問題、ギャレットにとって大変なことについて話して、ソースがギャレットに何が大変なのかを伝えるというのが、次のステップに進むための方法なんだと思う。今は彼らとうまくコミュニケーションをとれていると思う。彼らはバトルし、張り合っている」
NFLでの19シーズン目を迎えようとしているロジャースは、ウィルソンとフィールドで新たなつながりを築きたいと望んでいる。練習セッションで輝きを放っているウィルソンと一緒に仕事をすることに興奮しているロジャースはこうコメントした。
「ギャレットが大好きだ。素晴らしい子だ。彼の目の前にはあらゆる世界が広がっている。彼はすべての才能と能力を持っている。最高の選手にはチーム内で最高の人間であってほしいものだけど、彼は間違いなくその1人だ。彼と一緒に過ごすのが好きだし、単純に彼を見るのも大好きだ。彼が何かをしたときに、トッド(ダウニング、パスゲームコーディネーター)やハック(ナサニエル・ハケット、攻撃コーディネーター/OC)、ロブ(ロバート・サラー、ヘッドコーチ/HC)がみんな、“ワオ”って振り返るようなことが、練習で少なくとも1回はある。だからエキサイティングだ」
ジェッツとロジャースは7月のトレーニングキャンプに向けて、団結力を強める作業を続けていくだろう。
【RA】