ペイトリオッツが元ジャガーズ、ジェッツRBのロビンソンを3カ月足らずで放出
2023年06月13日(火) 08:20ランニングバック(RB)ジェームズ・ロビンソンのニューイングランドへの旅は3カ月もいかずに終わった。
NFLの公式トランザクションワイヤによれば、現地12日(月)にニューイングランド・ペイトリオッツがロビンソンをウェイバーにかけている。
ジャクソンビル・ジャガーズとニューヨーク・ジェッツで過ごし、成功をつかむことはできなかった2022年を終えた後、ロビンソンは3月にペイトリオッツに加わっていた。2022年は11試合(先発5試合)に出場し、ランアテンプト110回、425ヤード、タッチダウン3回を記録している。
ロビンソンがニューヨークに移ったのはジェッツの新人のブリース・ホールが膝にシーズン終了のケガを負ったのを受けてのことだった。ジャクソンビルでは成功の兆しがあったものの、ジェッツでは目立った違いを生み出すことができず、4試合でキャリー29回、アテンプト平均2.9ヤードにとどまった。
ドラフト外フリーエージェントとしてNFLでのキャリアを開始したイリノイ州立大学出身のロビンソンは、2020年のプレシーズンに優れたパフォーマンスを見せ、ジャガーズのレナード・フォーネット放出につながったことでNFL界に衝撃を与えている。後にチームの決断は賢明だったことが証明され、ロビンソンはルーキーイヤーに1,070ラッシングヤードと344レシービングヤード、タッチダウン合計10回(ラッシング7回、レシービング3回)をマーク。しかし、2021年は12月後半にアキレス腱断裂に見舞われた。ロビンソンはこのシーズンを767ヤード、タッチダウン8回で終えている。
それから1年も経たないうちに、ジャクソンビルは回復中のロビンソンとその代役であるトラビス・イーティーエンを見比べ、前者から後者への移行を決意。ロビンソンは2022年10月にジェッツへ移ることになった。
ペイトリオッツは3ダウンのすべてをプレーできる選手としてデプスと多様性を強化することを期待して3月17日にロビンソンと契約したものの、健康問題がペイトリオッツにとどまるチャンスをはばんだようだ。リーグのウェイバープロセスに置かれるロビンソンは、それを通過すれば水曜日にフリーエージェントになる見込みだ。
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