バッコ・ブルースとクリームシクルのユニフォームが帰ってくる。

タンパベイ・バッカニアーズはシーズン第6週のデトロイト・ライオンズ戦で、長年愛されてきたチーム設立当初のユニフォームを着用すると現地12日（月）に発表した。

Hey, Hey, Tampa Bay!

The Creamsicles officially return October 15 against the Detroit Lions. pic.twitter.com/BZuohyPq4u

— Tampa Bay Buccaneers (@Buccaneers) June 12, 2023

「ヘイ、ヘイ、タンパベイ！クリームシクルが10月15日（日）のデトロイト・ライオンズ戦で復活することが正式に決まった」

オレンジ、白、赤のユニフォームはバッカニアーズが1976年シーズンにデビューしてから1996年まで着用していたユニフォームを再現したもので、白いヘルメットがセットになっている。NFLが1シーズン中に選手が着用できるヘルメットを1種類に制限するという“ワンシェル・ルール”を導入したため、2012年を最後にこれらのオルタネート（代替）キットを使用することができなくなっていた。

NFLがこのルールを廃止したおかげで、昨年はリーグ内の各チームが別の色のヘルメットを取り入れたさまざまなオルタネートユニフォームを採用した。人気を誇ったスローバックユニフォームを復活させたチームもあれば（ダラス・カウボーイズは人気を博した1960年代のレトロなスタイルをサンクスギビングデーで復活させた）、新たにデザインされたオルタネートヘルメットを既存のユニフォームと組み合わせたチームも見られた（アリゾナ・カーディナルス、フィラデルフィア・イーグルス、ヒューストン・テキサンズ、シンシナティ・ベンガルスなど）。

そんな中、バッカニアーズはスローバックルックを完成させるために他のチームよりも時間を必要とした。やはり、バッコ・ブルースの復活を急ぐことはできなかったのだ。

バッカニアーズは昨年にユニフォームの復活を発表していたが、月曜日まで具体的な日付は決まっていなかった。

バッカニアーズは初めてプレーオフに出場した時――拡張フランチャイズとしてNFLに参入してからわずか4年後の1979年にスーパーボウル出場まであと1試合まで迫った時――のチームや、初期のスター選手たちが着ていたユニフォームを身に着け、復活の兆しを見せている歴史あるチームとの戦いに臨む。

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