J.J.ワットがヒューストンへ向かう。かつてこの地でナンバー99として活躍していたワットを、ヒューストン・テキサンズがチームのリング・オブ・オナーに迎える予定だ。

現地12日（月）、テキサンズは10月1日（日）に予定されているピッツバーグ・スティーラーズ戦でワットが正式にリング・オブ・オナー（ROH）に迎えられると発表した。

ワットをROHに迎えるのがスティーラーズ戦だというのは、ちょうど良いタイミングだ。J.J.の弟であるT.J.ワット（三男）が、スティーラーズのスターエッジラッシャーとして活躍している。3人目のワット兄弟であるデレク（次男）も、過去3シーズンにわたってスティーラーズでプレーしていた。デレクは現在、フリーエージェントとなっている。

2011年にテキサンズからドラフト全体11位で指名を受けたJ.J.は、テキサンズで送った10年間で128のレギュラーシーズンゲームに出場。この間にディフェンス部門年間最優秀選手賞が3回（2012年、2014年、2015年）、プロボウル選出が5回（2012年から2015年、2018年）、オールプロファーストチーム選出が5回（2012年から2015年、2018年）を数えている。サック101回、タックル531回、ファンブルフォース25回、インターセプトからのタッチダウンが2回だった。アリゾナ・カーディナルスで2シーズンを過ごした後、J.J.はこのオフシーズンに引退している。

また、J.J.はハリケーン“ハービー”がヒューストンを襲った際に被災者のために4,100万ドル（約57億1,942万円）の寄付を集めたことから、2017年のウォルター・ペイトンNFLマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。

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— JJ Watt (@JJWatt) June 13, 2023

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