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ライオンズが2023年シーズンに使用する新オルタネートヘルメットを発表

2023年06月22日(木) 10:06


デトロイト・ライオンズのヘルメット【NFL】

豊かな伝統を持つNFLフランチャイズがオルタネート(代替)ヘルメットのブームに乗っている。

現地21日(水)、デトロイト・ライオンズが1960年代に使用していたクラブのクラシックなロゴをあしらった、ブルーのシェルが特徴的な新しいオルタネートヘルメットを公開した。

「エンジンをかけよう」

今回のヘルメットは、短期間だけブルーのヘルメットを着用していた1950年代以来、ライオンズが初めてシルバー以外の色で塗装したオルタネートシェルとなっている。ライオンズが以前使用していた“オルタネート”ヘルメットは、単にグラフィックとストライプを取り除いたもので、通常サンクスギビングデーの試合で着用するスローバックユニフォームとともに使われていた。ホノルルブルーのヘルメットの側面は、チームの1960年代のロゴである、2本の縦線(1本はブルー、もう1本はシルバー)を横切るライオンが描かれ、シルバーのフェイスマスクがシェルに取り付けられている。ライオンズは1960年代にこのロゴを主なマークとして使用していたが、現在までチームのヘルメットにこのエンブレムが使用されることはなかった。

1950年代から1974年に亡くなるまでライオンズのラジオ解説者を務めていた、故バン・パトリックが所有していた1973年型フォード・マスタング・シェルビー・マッハ1を中心にした撮影会で、ライオンズはオルタネートヘルメットを公開。クラシックなロゴは、車体に見られるフォード・マスタングのバッジからインスピレーションを得ている。

ライオンズは近年、故オーナーであるウィリアム・クレイ・フォードを称えるために使用した、ジャージーの袖を飾るWCFエンブレムを含め、このロゴの要素をふんだんに使ってきた。縦線はチームの90周年記念パッチにも使われており、そこにはより小さなライオンが描かれている。このロゴは今シーズンのライオンズのユニフォームでも見ることができるだろう。

ライオンズはラスベガス・レイダースと対戦するシーズン第8週のマンデーナイトフットボールで新ヘルメットを初披露すると発表。また、シーズン第18週に行われるミネソタ・バイキングス戦でも再び着用することになっている。

【RA】