長期契約に向け、ジャイアンツがRBセイクワン・バークリーとの話し合いを再開
2023年06月21日(水) 11:48ニューヨーク・ジャイアンツとランニングバック(RB)のセイクワン・バークリーは、7月17日(月)までに長期契約に合意する必要がある。双方が合意に至らない場合、バークリーは1,010万ドル(約14億3,065万円)のフランチャイズタグで2023年シーズンをプレーしなければならない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地20日(火)夜に放送された『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』で、契約交渉が続いているという“真実ではなく”、“誤解を招く”報道について、バークリーが今月初めに自身のユースフットボールキャンプで話した後、バークリーとジャイアンツの間では“話し合いが再開された”と報じた。
「まず、ジャイアンツとセイクワン・バークリー。彼は最近、自分のユースフットボールキャンプで、契約の期限が来るまで、2023年シーズンに何をするかという決定的な宣言をするつもりはないと話しており、ここにまだ契約の余地があることを確認していた。ジャイアンツとセイクワン・バークリーの間の交渉が再開されたため、あとは、彼がNFLで最も高給取りのランニングバックの一人になる可能性があるところまで行けるかどうかだ」
「少なくとも、セイクワン・バークリーは1年間の完全保証でジャイアンツに復帰することが予想される。ただ、彼が望むような保証を得られるかどうかが問題だ。それについては時間が経てばわかるだろう」
バークリーと“ビッグブルー”が長期契約について話し合っている中、リーグ界隈は両者がどのような契約で合意できるのかを見守ることになる。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、バークリーが最高額のRBとなるためには、年平均1,610万ドル(約22億7,959万円)程度の契約が必要だという。その契約が結ばれれば、26歳のバークリーはサンフランシスコ・49ersのランニングバック、クリスチャン・マカフリーを追い抜くことになる。
2018年ドラフト全体2位指名のバークリーは、2度のケガに悩まされたシーズンを経て、2022年シーズンにプロボウルに出場した。2度のプロボウル出場経験を持つ彼は、昨シーズンの“ビッグブルー”でキャリアハイのキャリー295回、1,312ヤード獲得とタッチダウン10回を記録している。
今日から7月17日まで、バークリーとジャイアンツが双方にとって利益のある長期契約を結ぶことのできる期限は刻一刻と迫っている。
【AK】