第40回スーパーボウル優勝に貢献したスティーラーズ元OLBハガンズが46歳で死去
2023年06月22日(木) 10:42ピッツバーグ・スティーラーズでスーパーボウルを制し、アリゾナ・カーディナルスとサンフランシスコ・49ersでもプレーして13年間のキャリアを積み上げたアウトサイドラインバッカー(OLB)クラーク・ハガンズが死去した。46歳だった。
ハガンズが1990年代後半に所属していたコロラド州立大学の発表によると、ハガンズは現地19日(月)に亡くなったという。死因は明らかにされていない。
スティーラーズは2000年のドラフト5巡目でハガンズを指名して賭けに出た。ハガンズはスペシャルチームのエースとして活躍したのち、NFLで常にトップクラスのディフェンスを誇った元OLBジョーイ・ポーターの反対側を守る選手として先発出場するようになり、その期待に応えた。
ハガンズにとって最高のシーズンとなった2005年にはキャリア最多のサック9回を記録し、スティーラーズがアウェーの試合で3連勝を果たして第40回スーパーボウルに進出したプレーオフでもその破壊力を発揮。ハガンズはスティーラーズが5度目の優勝を果たしたシアトル・シーホークスとのスーパーボウルでチームが記録したサック3回のうちの1つを決めている。
2008年にハガンズは西のアリゾナへと向かったが、12月中旬に足を負傷し、最終的にスーパーボウルでカーディナルスがスティーラーズに敗れることになったポストシーズンを欠場せざるを得なかった。
ハガンズは2008年から2011年までカーディナルスでプレーし、リーグでの最終シーズンとなった2012年を49ersで過ごした。通算172試合に出場して46.5回のサックを記録している。
ハガンズは1990年代後半にコロラド州立大学でプレーするまではカリフォルニア州トーランス近郊で育った。コロラド州立大学ラムズの2度のウェスタン・アスレティック・カンファレンス優勝に貢献し、33回のサックはいまだにプログラム最高の記録となっている。
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