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カウボーイズと地区ライバルであるイーグルスの差は“大きくない”とDEローレンス

2023年06月22日(木) 14:08


ダラス・カウボーイズのデマーカス・ローレンス【James D. Smith via AP】

2022年シーズン、ダラス・カウボーイズとNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区王者に輝いたフィラデルフィア・イーグルスの差はわずか2ゲームだった。

NFCチャンピオンの座に上りつめたことで、イーグルスは今季もスーパーボウル出場を目指す中で再び地区王者になることが有力視されている。

しかし、プロボウルに3度選出された経歴を持つカウボーイズのディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスは、NFC東地区に必然的な結末があるとは考えていない。

最近出演した『AP Pro Football Podcast(APプロフットボール・ポッドキャスト)』で『Associated Press(AP通信)』のロブ・マーディからイーグルスとカウボーイズの差異について質問されたローレンスは「大きな差だとはまったく感じていない」とコメントしている。

2022年シーズンの大半でNFCの先頭に立っていたイーグルスは、開幕から8勝0敗と好スタートを切ったが、カウボーイズも遅れをとっていなかった。シーズン後半にクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツが負傷したことでイーグルスが全体として低迷したとき、カウボーイズはまだ地区タイトルを狙える位置にいた。また、カウボーイズはクリスマスイブに行われた試合でイーグルスに勝利したことで、すぐに地区タイトルを奪われるのを阻止している。それでも、イーグルスは立て直しを図り、シーズン最終戦でニューヨーク・ジャイアンツを下したことにより14勝3敗という成績を残し、地区タイトルとカンファレンスの第1シードを獲得した。

ローレンスは昨季に12勝5敗という成績を収めたカウボーイズがイーグルスに追いつくための道を歩んでいると信じている。

「それは特定の細かい部分にかかっている気がする」と語ったローレンスは「スキームだけじゃなくて、ロッカールームもそうだ。トレーニングキャンプを迎えようとしているこの時期を通して、そういう調整をして、チームメイトについても学ぶべきことをいろいろと学んだから、俺たちはフィールドで十分に機能することができるはず」と続けた。

2014年ドラフトでローレンスを指名して以来、カウボーイズはイーグルスとの試合で11勝7敗を収めている。カウボーイズは直近5回の対決でイーグルスに4勝しているにもかかわらず、昨季にスーパーボウルに出場し、NFCの頂点に立ったのはイーグルスだった。

カウボーイズが2023年にNFC王者の座を奪うことを狙っている中で、ローレンスはカウボーイズとイーグルスにそれほど大きな差があるとは見ていない。

【RA】