今季ビルズで先発RBになる自信を持つジェームス・クック、兄ダルヴィンが模範
2023年06月26日(月) 17:09バッファロー・ビルズのランニングバック(RB)ジェームス・クックは、チームの先発RBになることを確信しながら新シーズンに突入する。プロ入り2年目を迎えるクックは、自分が最初のスナップのときにバックフィールドにいる1人だと確信している。
『New York Upstate(ニューヨークアップステート)』の記者であるライアン・タルボットによれば、クックは『The Rich Eisen Show(リッチ・アイゼン・ショー)』で「当然、俺は先発RBの役目を果たす」と語ったという。
「俺がやってきたことをただ続けるだけさ。俺の万能性でゲームを変える。バックフィールドから出てパスを受ける。パスブロッキングをする。チームが試合に勝ち、最終的にはスーパーボウルで優勝するために、自分にできることをするだけだ」
昨年、ビルズの先発RBだったデビン・シングルテリーがヒューストン・テキサンズに新天地を見つけた後、クックは一時バックフィールドを独り占めしていた。しかし、先発の座は与えられるものではなく獲得するものだ。新星のダミアン・ハリスとベテランのラタビアス・マレーの加入により、クックが今季第1週目からビルズの先発RBになるためには、あらゆる手段を尽くして戦わなければならない。
クックは2022年のルーキーシーズン、一度も先発になることはなかったが、ビルズでの17試合中16試合で何らかのアクションを起こした。クックはラン89回、507ランヤード、タッチダウン2回を記録。スーパースターのようなスタッツではないが、チャンスが与えられれば、クックは先発を獲得するのに十分なインパクトを生み出すことができると感じている。
「先発RBというのは1番目のRBのことだから、俺が最初に出るのは明らかだろう」とクックは言う。「仕事をする準備はできている。これは大きなステップだし、NFLで達成したかった目標でもあるんだ。チームの勝利のために自分にできることをやるだけだ」
クックは今季に大きな期待を寄せているが、最も重要なのは、自分のプロとしてのキャリアをどのように進めたいかの手本として、兄を見ているということだ。
「俺の目標は兄(ダルヴィン・クック)のようにオールプロやプロボウラーになることだ」とクックは言った。「いつか彼と一緒にプロボウルに出られたらいいね」
ミネソタ・バイキングスからリリースされた後、現在フリーエージェント(FA)のダルヴィン・クックは、すでに家族の名前を有名にしている。ダルヴィンはリーグ在籍6年間で5,993ランヤード、タッチダウン47回、1試合平均82.1ヤードを獲得。4度のプロボウル出場も果たした。
ダルヴィンの存在は若いジェームスにとっては大きな壁だが、23歳のジェームスにはチャンスを与えられさえすれば、自らの栄誉を手にする時間は十分にある。
【KO】