コーチングスタッフが一新されたにもかかわらず、“クリアな気持ち”を持つパンサーズWRマーシャルJr.
2023年07月03日(月) 17:25カロライナ・パンサーズのワイドレシーバー(WR)テラス・マーシャルJr.はキャリアで3回目となるトレーニングキャンプに臨もうとしているが、プレーブックは新しいコーチ陣から教わることになる。
フランク・ライクがパンサーズのヘッドコーチ(HC)となっている現在、マーシャルJr.は7月に行われるトレーニングキャンプに澄み切った気持ちで参加するつもりだと話している。
チーム公式サイトによると、マーシャルJr.は「それを一言で説明するなら――クリアな気持ち。つまり、今年にもたらされるものを受け入れる準備ができている状態だ。とにかく1日1日を大切に過ごしている。チームと努力して、スキームやQB(クオーターバック)たちと取り組んでいる。準備は整っているぜ」と語ったという。
2021年ドラフト2巡目指名を受けたマーシャルJr.は、2022年シーズンにパンサーズで9試合に先発出場した。現在23歳のマーシャルJr.は昨季、レシーブ28回で490ヤード、タッチダウン1回を記録している。
マーシャルJr.が3年目のシーズンを迎えるにあたり、トレーニングキャンプでは新しいクオーターバックが彼にボールを投げることになっている。新人QBブライス・ヤングとベテランQBアンディー・ダルトンはパンサーズで先発の座を争う可能性が高い。すべての兆候が、2023年ドラフト全体1位指名を受けたヤングがシーズン第1週の先発になることを示しているとはいえ、チームがQB1を発表するまで、マーシャルJr.は両方のクオーターバックと信頼関係を築く必要がある。
ライクHCは「単純に、出場時間をもっと増やして、コンスタントにプレーできるようになるかどうかの問題だと思う。去年は、彼が経験したレップス、受けたキャッチ、生み出したビッグプレーを見たことで、彼がビッグプレー要員になる能力を示していることを確認できたと思う。だから、どの選手にとっても、次のステップはもっと出場機会を得て、もっとプレーして、“俺にボールをくれ”と言えるような自信を持つことだ」と述べている。
今オフシーズン、新しいコーチングスタッフに順応し、特にWRコーチのショーン・ジェファーソンから、さまざまなコーチングスタイルを理解することに集中しているマーシャルJr.は、次のようにコメントした。
「新しいコーチングスタッフ、新しいエネルギーがここにはある。だから、自分はそれに順応しているだけさ。再出発、白紙の状態、みたいな感じ。1年を迎える準備はできている」
「(ショーン・ジェファーソンは)正直に接してくれる。まっさらな状態で、一番厳しく指導し、平凡じゃなくて最高の選手になれるよう指導するつもりだと伝えてくれる。それを俺は尊敬しているんだ。彼が毎日、同じエネルギーで同じ人間としてやって来ることを尊敬している」
現地7月25日(火)にベテラン選手がトレーニングキャンプに集合するとき、マーシャルJr.は“再出発”を続けるつもりだ。
【RA】