セインツTEモローがホジキンリンパ腫から“完全寛解”したと発表
2023年07月04日(火) 11:28現地3日(月)、ニューオーリンズ・セインツのタイトエンド(TE)フォスター・モローがホジキンリンパ腫から完全に寛解したと『Twitter(ツイッター)』で発表した。
After a few tumultuous months, I’ve been blessed with the news that I am in full remission from Hodgkin Lymphoma! I’m so grateful to everyone who reached out to offer their love and support; our prayers were answered. From here I will continue to live my life as God intended
AMDG— Foster Moreau (@fhmoreau) July 3, 2023
「波乱に満ちた数カ月を経て、ホジキンリンパ腫から完全寛解したという知らせに恵まれた! 愛とサポートを差し伸べてくれたみんなに心から感謝している。俺たちの祈りは通じた。これからも神が意図したとおりの人生を歩んでいく。神のさらなる栄光を」
今年3月、モローはセインツの身体検査を受けた後に、リンパ系に影響を及ぼすがんを発症していると診断された。それから2カ月後にセインツと3年1,200万ドル(約17億3,516万円)の契約を締結するまで、モローは治療に専念するためにフットボールから遠ざかっていた。
5月末には、モローがOTA(チーム合同練習)に参加できるほど健康になったという朗報が続いている。そして7月初旬に、今までで最高のニュースが飛び込んできた。
これまでラスベガス・レイダースでプレーし、NFLでの5シーズン目を迎えようとしているモローは、キャリア通算でレシーブ91回、1,107ヤード、タッチダウン12回を記録している。クオーターバック(QB)デレック・カーと共にプレーした昨季は、レシーブ数(33回)とレシーブヤード(420ヤード)でキャリアハイを更新。そして、モローはセインツでカーと再会を果たしている。
カーに慣れ親しんでいることから、モローはオフェンスで重要な役割を果たすかもしれない。特に、カーが新しい組織でプレーするための足慣らしをする初期段階においてはそうなる可能性がある。
TEユウォン・ジョンソンやワイドレシーバー(WR)のクリス・オレーブ、マイケル・トーマス、ラシッド・シャヒードを擁するパスキャッチャー陣の補強としてモローを加えることは、セインツにとって大きな利益となるだろう。
しかし、それ以上に重要なのは、3月からがんと戦ってきたモローが、健康を取り戻したということだ。
【RA】