“1,000ヤードを稼げなくなったら引退する”とFAのWRホプキンス
2023年07月07日(金) 13:14現在も次に所属するチームを探しているフリーエージェント(FA)のワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスは、将来的にチームメイトになる選手たちの仕事を“楽にしてやる”と断言した2週間後、またしてもソーシャルメディアで注目を集めている。
ホプキンスは絶好調だ――あと6シーズンほどプレーできる可能性があるほど調子がいいようだ。
ホプキンスは『Threads(スレッズ)』に「1k(1,000)ヤードのレシーバーじゃなくなったときにフットボールから引退する」とつづっている。「そうは言っても、去年は1,400ヤードを記録できるペースだった。11年間で深刻なケガをしたのは1回だ。37歳になるまでプレーするかもしれない」
現地5月26日にアリゾナ・カーディナルスから放出されて以来、ホプキンスはニューイングランド・ペイトリオッツとテネシー・タイタンズを訪問してきた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地6日(木)に報じたところによると、これらのチームはまだホプキンスに興味を示しているという。また、今週は両者の間で話し合いが持たれたものの、すぐに実現しそうな契約はないとのこと。
10年間のキャリアでプロボウルに5回、オールプロに3回選出されてきたホプキンスは、新たなチームと契約してNFLでの11シーズン目を迎えることを望んでいる。ホプキンスは輝かしい成績を残してきたキャリアで6回、1,000ヤードを突破しているが、この2年間ではどちらも4ケタを達成することができていない。ケガと出場停止処分が原因で、ホプキンスはこの2シーズンで全34試合中19試合しか出場できなかった。
それ以前は本人が言及していたように、一貫性のある選手として模範的な存在だったホプキンスは、キャリア最初の8シーズンでわずか2試合しか欠場していない。
6月に31歳になったホプキンスはソーシャルメディアへの投稿で、自分が加わることになるWRルームにいる選手たちをより良くできると断言すると同時に、長期的にそこにとどまるつもりだと明かしている。
数週間後にはトレーニングキャンプが始まる予定であり、その頃にはタイタンズやペイトリオッツなど、ホプキンスを獲得したいチームが契約を実現させる可能性が高い。その後に入団会見が行われるはずだが、それまではホプキンスが熱心にソーシャルメディアに最新情報を提供し続けてくれるだろう。
【RA】