トレーニングキャンプには参加できる見込みだとブロンコスRBウィリアムズ
2023年07月10日(月) 09:34現地25日(火)、デンバー・ブロンコスのベテラン選手たちはトレーニングキャンプのためにコロラド州イングルウッドに集合する予定であり、ランニングバック(RB)ジャボンテ・ウィリアムズもそこに加わるつもりのようだ。
ウィリアムズは現地9日(日)にチームメイトのコーナーバック(CB)パトリック・サーテイン二世と共に主催したユースキャンプの場で、膝のケガが治った上でキャンプ開始時までに準備を整える計画だと明かした。これにより、フランチャイズがオフシーズンを通して予想してきたウィリアムズの復帰がさらに現実味を帯びている。また、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーは、ウィリアムズが熱心にリハビリに取り組んでおり、その過程で組織内の人々に感銘を与えていると聞いたと報じている。
『ESPN』によると、キャンプの開始に向けて医師の許可が下りるかと質問されたウィリアムズは「つまり、それが計画だ。準備はできているような気がする」と答えたという。
昨シーズン第4週に行われたラスベガス・レイダース戦でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したウィリアムズは、それ以降の試合で欠場を余儀なくされた。
現時点で、23歳のウィリアムズはこのまま順調にいけばキャンプに参加できると見込まれている。
ウィリアムズは「ブロンコスがどう感じるか。その評価がすべてだ。ただただ自分がどう感じるかを確かめて、動いて、スピードを元に戻そうとしている。そんな感じさ」とコメントした。
2021年、ブロンコスのバックフィールドに身体的な存在感と将来への期待感をもたらしたウィリアムズは、ルーキーでありながら1,219スクリメージヤード(903ランヤード)、トータルタッチダウン7回を記録。しかし、2022年シーズンはブロンコス攻撃陣の他の選手と同様に苦戦を強いられ、負傷するまでの記録は280スクリメージヤード、タッチダウン0回にとどまっている。
今オフシーズン、ブロンコスはかつてシンシナティ・ベンガルズに所属していたRBサマジェ・ペリーンと契約したものの、ウィリアムズがショーン・ペイトンHC(ヘッドコーチ)の下で新体制となったブロンコス攻撃陣で重要な役割を果たすことに変わりはないだろう。
5月、キャリア3年目を迎えるウィリアムズがキャンプまでに戻ってくることを期待していると述べたペイトンHCは、6月にもウィリアムズがPUP(故障者)リストでキャンプを開始する必要はないだろうと楽観的な見通しを示していた。ウィリアムズによる日曜日のコメントは、そうしたペイトンHCの見通しに沿ったものとなっている。
今のところ、ウィリアムズとブロンコスにとって、計画は順調に進んでいると言えよう。
【RA】