ジュリアス・ペッパーズとムーシン・ムハンマドがパンサーズのホール・オブ・オナーに
2023年07月11日(火) 14:39現地10日(月)、カロライナ・パンサーズが元ディフェンシブエンド(DE)ジュリアス・ペッパーズと元ワイドレシーバー(WR)ムーシン・ムハンマドをチームのホール・オブ・オナーに加えると発表した。
チームのオーナーであるデビッド・テッパーは声明で「ムーシン・ムハンマドとジュリアス・ペッパーズはパンサーズからドラフトで指名された。2人ともここでオールプロに選出された。2人ともキャリアを締めくくるにあたってカロライナに戻ってきた。これはもう一つの、そして永久的なホームカミングだ」と述べている。
「ムーシンとジュリアスはフィールドで高い基準を打ち立てただけではなく、パンサーズのウォルター・ペイトンNFL年間最優秀人物賞候補にも選ばれている。この2人の素晴らしい人物を知っているからこそ、彼らがホール・オブ・オナーに選ばれた素晴らしいパンサーズの選手たちの仲間入りを果たすのにふさわしいと確信している」
ペッパーズとムハンマドは現地10月29日(日)に行われるシーズン第8週のヒューストン・テキサンズ戦のハーフタイムに殿堂入りする予定だ。
パンサーズ史上最も輝かしい経歴を持つ選手の1人であるペッパーズは、2002年にディフェンス部門年間最優秀新人賞を受賞している。また、それ以降も彼の勢いが衰えることはなかった。NFLでの17シーズン中10シーズンをパンサーズで過ごしたペッパーズは、パンサーズ在籍時にプロボウルに5回(キャリア通算では9回)、オールプロのファーストチームに2回選出されている。また、サック数では7回、チームトップあるいはチームトップタイの成績を収めた。キャリア通算サック数は歴代4位の159.5回。さらに、サック(97回)、マルチサックゲーム(23回)、フォースドファンブル(34回)、フィールドゴールブロック(9回)でチーム記録を保持している。
2018年、ペッパーズはパンサーズのウォルター・ペイトンNFL年間最優秀人物賞にノミネートされた。
一方、身体能力が高いワイドレシーバーであり、NFLでの14シーズン中11シーズンをパンサーズで過ごしたムハンマドは、パンサーズ在籍中にレシーブ696回、9,255ヤード、タッチダウン50回をマーク。プロボウルには2度選出され、2004年にはオールプロのファーストチームにも選ばれている。レシーブ数で4回、チームトップの成績を収めたムハンマドは、2000年にレシーブ数(102回)で、2004年にレシーブヤード(1,405ヤード)でチーム記録を樹立。ムハンマドはクラブ史上初めて1,000ヤードシーズンを2度達成した選手となった。現在はレシーブ数、レシーブヤード、タッチダウンレシーブ数、100ヤードゲーム数でクラブ史上2位に位置している。ムハンマドも1999年と2008年にパンサーズのウォルター・ペイトンNFL年間最優秀人物賞にノミネートされた。
ペッパーズとムハンマドの殿堂入りにより、パンサーズのホール・オブ・オナーのメンバーはマイク・マコーマック元球団社長、元ラインバッカー(LB)サム・ミルズ、元クオーターバック(QB)ジェイク・デローム、元オフェンシブタックル(OT)ジョーダン・グロス、元WRスティーブ・スミスSr.、元タイトエンド(TE)ウェズリー・ウォールズ、そしてチームのパーソナル・シート・ライセンス(PSL)オーナーに加え、9人となった。
【RA】