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契約最終年を控え、長期契約の締結を“まだ確信している”スティーラーズLBハイスミス

2023年07月12日(水) 11:13


ピッツバーグ・スティーラーズのアレックス・ハイスミス【G. Newman Lowrance via AP】


ピッツバーグ・スティーラーズの2022年シーズンが期待外れに終わっても、アレックス・ハイスミスは全力を尽くした。4年目のパスラッシャーは最近、これまで積み重ねてきた自身のキャリアを、長期契約という形で表すことにまだ希望を抱いていると語った。

現地9日(土)、ハイスミスは自身の地元ノースカロライナでフットボールキャンプを主催した際、『Wilmington StarNews(ウィルミントン・スターニュース)』に対して「俺は長期契約が結べるとまだ確信しているよ。将来がどうなるか興奮しているし、チームの組織のすべてを愛しているから、スティーラーズの一員になりたいと思っている」と話した。

2020年にスティーラーズから3巡目指名を受けたハイスミスは、次第に大きな役割を担いつつも、最初の2年間はサック2回とサック6回のシーズンを送った。しかし、ハイスミスは2022年シーズンにNFL全体6位となるサック14.5回とリーグ1位タイのファンブルフォース5回を記録。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によって昨シーズンに驚くべき活躍を果たした選手ベスト10の1人に選ばれ、真のブレイクを果たした。

25歳のハイスミスは6月、昨シーズンの失点数10位と喪失ヤード13位という数字から、スティーラーズはNFLで最高のディフェンスができると信じていると語った。しかし彼はまた、謙虚でいること、自己満足に陥らないことがNFLのプロとして重要だと話している。

ハイスミスは「多くの選手がNFLでプレーできて成功したと思っていると思うけど、そうじゃないね。NFLに入ったら、これまで以上に努力をしないといけない。大学では最高の選手だったかもしれないけど、NFLでは最下位に逆戻りだ」とコメントした。

ハイスミスにとって幸運なことに、彼は正しい軌道に乗っているようだ。2023年シーズンもスティーラーズで昨シーズンのような活躍をすれば、年俸がこれ以上安くなることはないだろう。

【AK】