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ライオンズがバッカニアーズとのトレードでCBバンクスを獲得

2016年11月02日(水) 15:03


タンパベイ・バッカニアーズのジョナサン・バンクス【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

デトロイト・ライオンズは現地1日(火)、あえてウェイバーを利用せず、タンパベイ・バッカニアーズとのトレードによって2013年ドラフト2巡目指名選手であるコーナーバック(CB)ジョナサン・バンクスを獲得した。これはバッカニアーズがバンクスの放出を宣言してから1日後の出来事であった。

2018年ドラフト7巡目の条件付き指名権が今回のトレード要件となったが、残り半分となったシーズンでお試しにバンクスを使う分にはちょうど良い条件かもしれない。

バンクスはバッカニアーズで今季から守備コーディネーター(DC)を務めるマイク・スミスの戦術にフィットせず、今季は1度も先発出場をしていなかった。そこで、CB補強が急務であったライオンズは大学時代のチームメイトでもあるスターCBダリアス・スレイの進言を受けることにした。2013年ドラフトでスレイが指名を受けてから7人後にバンクスは指名されている。27歳の彼は4シーズンを通して7インターセプト、17パスディフェンスを記録。

今回のようなトレードが期限間近のこの時期に盛んでないのは驚きだ。チームが選手の放出を公表、あるいは情報を漏らすことで、他チームの興味をそそることは簡単な話。そうすれば、バッカニアーズが今回手にしたドラフト7巡目指名権のように、来たる4月に向けて手札を1枚増やすことも可能になるのだ。