プロボウラーであるディフェンシブエンド（DE）マイケル・ベネットが数週間の離脱となったことを受け、シアトル・シーホークスが元ニューヨーク・ジャイアンツ3巡目指名のDEダモントレ・ムーアを獲得したことが分かった。これは『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたもの。

2013年、ドラフト1巡目指名とも目されたテキサスA&M大学出身のムーアは新人選手として2013年シーズンのプレシーズンでは抜群の成績を収めた。しかし、最終的にはアウトサイドラインバッカー（OLB）とDEを兼任するハイブリッド型タイプであるマシアス・キワヌカに軍配が上がっている。

ジャイアンツに所属していた3シーズンと42試合もの間、彼は1度も先発出場を果たしたことがない。昨シーズン、ジャイアンツによってウェイバーにかけられたムーアはその後、マイアミやオークランドを転々とした。今季のトレーニングキャンプが始まってすぐ、オークランド・レイダースはムーアを解雇。それ以来、ムーアはフリーエージェントとして路頭をさ迷っていた。

ベネット不在の間、DEのフランク・クラークやカシアス・マーシュ、ジェイラン・リードがその穴を埋めることが予想されるため、ムーアはまた以前と同様に彼らのバックアップ要因としてベンチを温める役割になりそうだ。