“オフェンスの武器はそろった”とシーホークスWRメットカーフ
2023年07月13日(木) 12:214月、シアトル・シーホークスはオフェンスに火力を加えるために2つの上位の指名権を費やし、ドラフト1巡でワイドレシーバー(WR)ジャクソン・スミス・インジグバ、2巡でランニングバック(RB)ザック・シャルボネを獲得した。
この動きにより、シーホークスはNFLで最も爆発力のあるオフェンスになる可能性を得る。スミス・インジグバは、WRトリオとしてスター選手のD.K.メットカーフやタイラー・ロケットと完璧にフィットし、シャルボネのスキルセットは仲間の若いホームランヒッターのRBケネス・ウォーカー三世とうまくかみ合う。
現地11日(火)、“Gatorade Player of the Year(ゲータレード年間最優秀選手賞)”の授賞式で、メットカーフは『NFL Network(NFLネットワーク)』のテイラー・ビスシオッティとのインタビューに応じ、ルーキーたちがもたらすものについて熱く語った。
メットカーフは、JSN(ジャクソン・スミス・インジグバ)について聞かれて「まず、彼がどんな人物かということから始めようか」と言い、次のようにコメントした。
「彼は素晴らしいやつだ。フィールドでは、優れたルートランナーだし、高い捕球能力を持っている。だから、彼はオフェンスの可能性をさらに広げると思う。彼とザック・シャルボネは、ケネス・ウォーカーとともにランニングバックのポジションで素晴らしい活躍をしてくれるだろう。俺らはオフェンスに充実した武器をそろえているし、ディフェンスにはラインバッカー(LB)ボビー(ワグナー)が戻ってきて、彼がディフェンスだけでなくチーム全体のリーダーとなるはずだ」
今オフシーズン、シアトルの最大の勝者はクオーターバック(QB)ジーノ・スミスだ。彼は11年目にしてようやく長期契約を得ただけでなく、シーホークスはQBポジションに若い競争相手を加えなかった。そして、オフェンスを強化するために初期の資産を投じた。若いオフェンスライン(OL)陣が昨シーズンの堅実な活躍をさらに向上させるなら、スミスは2023年に大活躍する絶好の位置にいる。
もちろん、それはすべて理論上の話だ。
シアトルは、今月末のトレーニングキャンプからJSNとシャルボネが即戦力として活躍できることを求めている。昨シーズンにボロボロになったディフェンスについてもまだ疑問が残っている。QBラッセル・ウィルソンのトレード後には再建期にあると見られていたシアトルだが、2023年シーズンではNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の強力な競争者として期待されている。
「外部の雑音に耳を傾けるのではなく、自分たちがどんなチームになるかを決めなければならない」とメットカーフは述べた。「日曜日にはまるで兄弟のようにお互いのためにプレーすれば、すべてはうまくいく」
【KO】