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コルツのテイラーやタイタンズのヘンリーがRBの不遇に声

2023年07月18日(火) 14:02


インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【AP Photo/Abbie Parr】


フランチャイズタグを指定された選手たちが長期契約を結ぶ期限である現地17日(月)までに、セイクワン・バークリー(ニューヨーク・ジャイアンツ)、ジョシュ・ジェイコブス(ラスベガス・レイダース)、トニー・ポラード(ダラス・カウボーイズ)といったランニングバック(RB)たちが複数年契約に至らずに終わったことで、ランニングバックマーケットはまた新たな打撃を受けた。

ポラードに続いてバークリーとジェイコブスもテンダーにサインした場合、これら3名はすべて、2023年に1,009万1,000ドルでプレーすることになる。

ルーキー契約の最終年を迎えており、来年夏までに契約延長を得られなかった場合、彼らと同じ船に乗ることになるインディアナポリス・コルツのRBジョナサン・テイラーは、東部時間17日の16時に設定された期限が7分過ぎた後、『Twitter(ツイッター)』で一言「ワオ」とつぶやいた。

その後、テイラーは次のように続けている。

「1. 優れた選手なら、チームの目に止まる 2. 懸命に努力すれば成功する・・・成功した場合・・・ 3. チームを後押しできる・・・その後は・・・ 関係ない、RBなんだから」

2度のラッシングチャンピオンで、これまでに1シーズンに2,000ヤード以上を走った8人の選手の1人であるテネシー・タイタンズのRBデリック・ヘンリーは、現状をより強く非難している。

「ここまで来ちまったらRBのポジションを外すべきだ。選手たちは最高の自分を目指し、チームに自分にできる限りのものを捧げようと努力をしているのに、まるでそれが全然関係ないみたいだ。俺は自分にふさわしいものを手にしようと戦うすべてのRBの味方だ」

ヘンリーはランニングバックのマーケットが急落する前の2020年に、目立って高価な部類の契約を手にしていた。ヘンリーはタイタンズと4年5,000万ドルの契約を結んでいる。

現在のリーグ最高額である年平均1,600万ドルを得ているサンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリーやピッツバーグ・スティーラーズのナジー・ハリス、ロサンゼルス・チャージャーズのオースティン・エイケラーといった面々も、それぞれ現状への不満を表していた。

ポラード、バークリー、ジェイコブスの中のただ1人ですら、長期契約を結び、フランチャイズタグでのプレーを避けるかどうかの決定権を持てなかったことは、ランニングバックの評価が下がっているこのオフシーズンの最新の例に過ぎない。

エイケラーは正当な評価を求めてこの春のトレードを要請し、結果としてインセンティブを175万ドル増やす契約に合意。一方、ジョー・ミクソンは先週金曜日にペイカットを受け入れてシンシナティ・ベンガルズに残留した。

ランニングバックたちが状況の進展を注意深く見守る中、月曜日の展開に彼らから声が上がり始めている。

【AK】