シーホークスが1990年代から着想を得たスローバックユニフォームを発表
2023年07月20日(木) 10:4220年という長い歳月を経て、シアトルにはついに待ち望まれた時がやってきた。
現地19日(水)、シアトル・シーホークスがシーズン第8週の10月29日(日)にホームで行うクリーブランド・ブラウンズ戦で着用する、1990年代から着想を得たスローバックユニフォームを発表した。
It’s the 90s. It’s now. It’s commemorative. It’s current. The Throwback uniforms are finally here.
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— Seattle Seahawks (@Seahawks) July 19, 2023
「90年代。現代。記念のもの。現在のもの。スローバックユニフォームがついに登場」
シーホークスがブルーとシルバーのユニフォームを身にまとうのはフランチャイズがまだAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)に所属していた2001年以来となる。
シーホークスのスローバックを一目見ると、印象的なブルーの上に白い数字が浮かび上がったジャージーに身を包んだ背番号80の元ワイドレシーバー(WR)スティーブ・ラージェントが、サイドラインを走りまわる姿が思い浮かぶだろう。シルバーのヘルメットに反射するまぶしい光は、かつてのキングドームの照明の記憶を呼び起こすはずだ。
シルバーのヘルメットと袖にあしらわれたビンテージのシーホークスのロゴが主役だ。ロゴ、袖、パンツを引き立てるアップルグリーンは、ロイヤルブルーとマットグレーを基調とした生地を完ぺきに引き立てている。また、ブルーのフェイスマスクとソックスは、シアトルを象徴するカラーを完全に表現している。
シーホークスは2021年に承認された新しいオルタネート(代替)ヘルメットルールを利用する最新のチームとなった。この新ルールはすでに、NFLに懐かしさを大いにもたらしている。
シーホークスは2002年、チームがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区と、現在ルーメン・フィールドとして知られているスタジアムに移動するのに伴い、デザインの見直しを行った後、このスタイルから移行。それ以来、シーホークスはヘルメットや現在のジャージーの縞模様にいくつかユニークなディテールを取り入れるなどして、ダークブルーとネオングリーンのユニフォームをアップグレードしており、エメラルドシティは間違いなくそのすべてを受け入れてきた。
しかし、今年10月下旬の午後のひとときと、これからの数年間で、シーホークスは1976年に誕生したフランチャイズの初期ビジョンを追体験することになる。
【RA】